【南京(中国)2019年9月11日 PR Newswire=共同通信JBN】第6回中国(連雲港)シルクロード国際物流博覧会(6th China(Lianyungang)Silk Road International Logistic Expo)が10日、中国東部の江蘇省の港湾都市・連雲港で開幕し、「一帯一路」構想(BRI)の下でのグローバルな物流協力にハイライトを当てた。
陸上と海上の一貫輸送開発の新たな青写真を描き、「一帯一路」構想の下で新しいチャンスを共有することをテーマに、この3日間の博覧会では物流機器、物流テクノロジー、物流サービス、インテリジェント物流、配送物流、貿易物流のそれぞれについて6つの主要展示テーマを展開する。
江蘇省の北東部に位置する連雲港は新しい亜欧大陸橋の東側出発点で、新たなアジア・欧州の陸上・海上一貫輸送チャンネルで重要な戦略的位置にある。
連雲港の最高幹部であるシァン・シュエロン氏は博覧会開会式でのスピーチで、連雲港は地理的な優位性と健全な海運港としての条件から恩恵を受け、「一帯一路」構想の下での港湾建設といったインフラ建設を積極的に促進していると述べた。
当局者によると、この港湾都市は今年8月、中国の新しいパイロット自由貿易ゾーン6カ所のうちの1つとして承認され、アジアと欧州の諸国を結ぶ重要な国際輸送拠点の建設、ならびに投資と貿易の一層の促進のために同市の事業環境を最適化することに重点を置く。
中国有数の発展した省である江蘇省は、連雲港にある中国・カザフスタン物流基地のような海運物流基地の建設を推し進めることを明確にした。
上海協力機構(SCO)のシャラリ・サイダミル・ジョノン事務局次長は、ユーラシア経済連合と「一帯一路」構想の組み合わせは、アジアと欧州諸国間の良好な船積みのための広大な貨物の積み替え地を形成する上で強力な状況を創出していると指摘した。
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