【北京2019年9月9日PR Newswire=共同通信JBN】Chery Internationalの上級副本部長ドゥ・ウェイチァン氏は、Cheryの国際化のプロセスは製品とサービスの品質と国際化したブランドのオペレーションを向上し続け、ローカライズされた製造および技術のイノベーションを追求し、中国の自動車企業の国際化に貢献したと述べた。
ドゥ氏は、中国北西部の寧夏回族自治区首府である銀川で9月5、6日に開催された第3回China-Arab States Business Summit(中国-アラブ国家工商サミット)で、上記のように発言した。
ドゥ氏によれば、アラブ諸国はCheryの中核的な海外市場の1つであり、海外市場の第1選択肢で、現在約300万台のアラブの自動車市場のキャパシティーは2024年までに500万台を超える見通しである。
Cheryの自動車は現在、サウジアラビア、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、シリア、レバノン、バーレーンなどのアラブ諸国で既に販売されていると報じられている。
これまでのところ、Cheryはアラブ諸国と中東諸国で60万台もの自動車を販売し、4つの生産拠点と3つの合弁事業を設立しており、自動車パワー、コアパラメーター、製品外観および他の側面における優位性によって著しい成果を上げている。
20年以上に及ぶ取り組みを経て、Cheryは80余の国と地域で製品を販売し、10カ所の海外生産拠点を設立した。輸出に関しては、中国の乗用車ブランドの中で16年連続の第1位である。
ドゥ氏は、Cheryは国際市場への進出を進めながら技術輸出と開発のローカライゼーションに注力してきたと指摘し、これまでのところCheryの輸出車の65%は現地生産され、現地の人々に雇用機会を提供し、現地の税収増に役立っていると付け加えた。
同氏は、Cheryはその一方で、一体化された現地研究開発(R&D)、調達、製造と試験の発展戦略を段階的に実施しつつあり、中東、欧州、ブラジルなどの地域にR&D拠点を構築したと指摘した。
ドゥ氏は、相互接続、相互利益、互恵的な結果を目指す構想である「一帯一路構想(BRI)」は開かれた発展への新たな機会を創出したと指摘し、BRIがもたらす機会を利用することにより、共に成長を遂げ、中国の自動車ブランドが世界クラスのブランドになるよう推進するために全ての関係者が協力することに期待を示した。
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