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第1回アジア太平洋精神医学シンポジウムが開催

Luye Pharma
2019-09-04 11:42 1441

【南京(中国)2019年9月4日PR Newswire=共同通信JBN】

*双極性障害と統合失調症の診断・治療の最前線における発展が広範な関心を引く

Luye Pharma Groupが主催する第1回Asia Pacific Psychiatric Conference(アジア太平洋精神医学会議)がこのほど南京で開催された。会議には、中国、韓国、マレーシア、タイなど8カ国・地域から数十人の精神科医と専門家が集まり、精神医学の最前線と診断・治療戦略の今後の方向性について議論した。

会議幹部会はChinese Medical Association(中国医学協会)傘下のChinese Society of Psychiatry(中国精神医学学会)の副会長でShanghai Mental Health Center's Clinical Center(上海メンタルヘルスセンター臨床センター)ディレクターであるファン・イール教授、香港大学精神医学教授でMental Health Association of Hong Kong(香港メンタルヘルス協会)会長のロー・タク・ラム博士、台湾の国立陽明大学精神医学教授であるスー・ドンピン教授で構成されている。

参加者は双極性障害と統合失調症に焦点を当て、最前線の学術的発展、臨床診療における診断・治療の最新スキーム、ならびに精神疾患の診断、治療、予後などさまざまな段階の発展と課題をカバーする臨床事例研究に関する知見を共有した。

アジア太平洋地域の専門家が、精神医学における学術的および臨床的発展について議論
アジア太平洋地域の専門家が、精神医学における学術的および臨床的発展について議論

▽アジア太平洋地域は精神疾患の大きな負担に直面しており、低診断率は同地域の国々にとり引き続き大きな課題

Economist Intelligence Unitが2016年公表したMental Health Integration Index Results for Asia-Pacific(アジア太平洋メンタルヘルス統合指数結果)によると、精神疾患はアジア太平洋地域全体の疾患負担の9.3%を占め、メンタルヘルスは同地域の「years lost due to disability(YLDs、障害を有することによって失われた年数)」の2番目に大きな要因である。精神疾患により、2012年から2030年までに中国とインドの生産性がそれぞれ9兆ドルと2兆ドル以上減少すると推定されている。オーストラリアとニュージーランドでは現在、精神疾患はそれぞれGDPを3.5%と5%押し下げている。自殺が非常に深刻な問題である韓国では、2012年だけで自殺による経済的損失総額は最大59億ドルで、同じ年のGDPの0.5%を若干下回った。

精神疾患が一般市民に引き起こす重い負担にもかかわらず、アジア太平洋地域では精神疾患の訪問率と診断率は低い。地域全体で、治療を受けたことがない患者の比率は先進国と発展途上国でそれぞれ50%と90%を超えている。精神疾患に対する人々の差別/誤解、精神科専門医の不足、医療資源の不均等な分配などの問題は、アジア太平洋地域では国によって異なっており、低い診断率の原因となっている。地域全体でチーム育成を推進し、国民の意識を高めることが急務である。

▽アジア太平洋地域の専門家は、学問の最前線で、また診断・治療のための将来戦略と方向性について白熱した議論を展開

アジア太平洋の国・地域の精神科医は会議で、メンタルヘルスの学問的最前線に関する知見を共有した。議論は、治療目標、臨床試験の進展、潜在的なブレークスルー治療など統合失調症と双極性障害に関する幅広いトピックにわたった。また、ケーススタディを共有することにより、診断・治療体験、および患者のタイプに関して互いに学んだ。一方、徐放性製剤に関する議論も行われた。精神科医によると、患者のコンプライアンスを改善し、より便利で友好的な薬物送達方法により予後をさらに改善する方法も、今日の臨床研究のホットなトピックの1つである。

▽Luye PharmaはCNS研究を推進し、世界中の患者にサービスを提供

Luye Pharmaがアジア太平洋精神医学会議を主催するのは初めてである。この分野に対する同社の取り組みは、会議の影響と議論の深さによって立証された。Luye Pharmaのチョウ・ジュン国際市場担当副社長は会議で「アジア太平洋地域の非常に多くの医師や学者がこの精神医学会議に注目し、参加したことは非常に喜ばしい。Luye Pharmaは、より多くの学術交流を組織し、中枢神経系(CNS)の専門家や学者と協力し続け、この分野における臨床診断・治療の進歩を推進していきたいと考えている。また、患者により革新的な薬を提供し、疾病負担の軽減と生活の質向上をサポートしていきたい」と語った。

中枢神経系は、Luye Pharmaの中核戦略分野の1つである。開発中の複数の薬剤は臨床試験の後期段階に入り、SeroquelとSeroquel XR、Rivastigmine経皮パッチ、Fentanylパッチ、Buprenorphineパッチなどの一連の製品がすでに発売され、世界の80を超える国・地域をカバーしている。一方、Luye Pharmaは世界中に7つの主要生産拠点と30を超える生産ラインを保有し、Good Manufacturing Practices(GMP)品質管理および制御システムを確立し、世界中の患者が研究結果から利益を得るのをサポートしている。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190902/2567397-1?lang=0

ソース:Luye Pharma

ソース: Luye Pharma