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健康的な生活習慣がアルツハイマー病の環境的、遺伝的リスクを相殺する可能性

2019-07-19 18:53

【ロサンゼルス2019年7月18日PR Newswire=共同通信JBN】

*AAIC(R) 2019で新たな研究結果を発表

*国際会議ではアルツハイマー病における病原体の役割や血液検査に向けた進展に関する専門家ディスカッションも行われた。

ロサンゼルスで開催されたアルツハイマー病協会国際会議(Alzheimer's Association International Conference、AAIC)(Alzheimer's Association International Conference )2019で発表された研究では、複数の健康的な生活習慣を採用することで、脳の健康に高レベルのメリットがもたらされ、アルツハイマー病やその他の認知症の遺伝的、環境的リスクを相殺できる可能性があることが示唆された。

Alzheimer’s Association International Conference 2019 in Los Angeles; an all-time high number of researchers and scientists reported new advances in the quest to better treat and prevent Alzheimer’s disease.
Alzheimer’s Association International Conference 2019 in Los Angeles; an all-time high number of researchers and scientists reported new advances in the quest to better treat and prevent Alzheimer’s disease.

 

これらの報告は、同会議で発表された、アルツハイマー病やその他の認知症の原因、進行、リスク因子、治療および予防を解明するため、様々な手法を用いている記録的な数の科学的研究の中でも、最も有望かつ期待の持てるものである。

会議で発表されたその他の新しいデータは次の通り。

*アルツハイマー病やその他の認知症、その他の神経変性疾患の早期発見、診断の向上、臨床試験採用の拡大をサポートする可能性のある、新たな血液バイオマーカーの進歩。

*アルツハイマー病の生態の性別による相違は、男性と女性とで同疾患の影響の出方が異なる理由を説明できる可能性がある。

*新たなアルツハイマー病の治療方法を評価する臨床試験から得られた、新しい臨床データおよび研究デザイン。

アルツハイマー病と認知症の研究における新たなテーマについて議論する世界有数のフォーラムであるAAIC 2019は、アルツハイマー病における細菌あるいはウイルスの感染の役割に関して様々な考えを持つ5人の専門家を招き、パネルディスカッションを開催した。

アルツハイマー病協会の最高科学責任者であるマリア・C・カリーヨ医学博士は「アルツハイマー病やその他の認知症の治療法開発に向けた現場の努力は続いているが、こうした疾患の症状や進行を改善し、治療の新たな目標にするため、人々が実行可能な生活習慣の変更を特定することも重要だ」と語った。

カリーヨ氏は「今年のAAICで発表された臨床試験データには、アルツハイマー病の治療法開発に使われている様々な手法が反映されている。こうした疾患と共生している何百万もの人々により良い治療法を提供するため、現場が研究の新たな道を追求することが重要だ」と付言した。

AAICは、アルツハイマー病と認知症の研究に関する最新の発表と議論のための、最高の年次フォーラムである。世界を認知症科学の突破口に近づけるため、AAIC 2019は世界中から約6000人の一流の専門家、研究者を招き、3400以上の科学的発表を行った。

▽生活習慣介入は、アルツハイマー病のリスクの高さを相殺可能、

AAIC 2019で発表された新たな研究では、健康的な食事、禁煙、定期的な運動、認知刺激といった複数の健康的な生活習慣を選択すれば、認知低下や認知症のリスクを下げる可能性があることが示唆された。4つあるいは5つの低リスク生活習慣因子を採用した参加者は、低リスク因子の採用がゼロあるいは1つだけの参加者と比べ、アルツハイマー型認知症のリスクが約60%低かったとの研究も報告された。

2つの研究は、実行可能な生活習慣の変更が、アルツハイマー病のリスク増加を相殺する可能性があることを示した。1つの報告で研究者は、アルツハイマー病の遺伝的リスクの高い参加者が「好ましい」生活習慣を続けると、「好ましくない」生活習慣を続けた場合と比べ、あらゆる原因の認知症リスクが32%低かったことを明らかにした。もう1つの報告は、大気汚染のひどい場所に住むと、アルツハイマー病やその他の認知症のリスクが高まることを確認した。しかしながら、認知機能スコア、教育年数、職業上の地位、身体活動をベースとした認知予備力がより高い高齢女性は、環境リスクの増加がわずか21%と、113%増加した認知予備力がより低い高齢女性と比べ、低いことも判明した。

▽血液マーカーでアルツハイマー病の診断改善が可能

AAIC 2019で発表されたデータには、アルツハイマー病において重要である異常な型のアミロイドタンパク質やαシヌクレイン(レビー小体型認知症)、ニューロフィラメント軽蛋白(一般的な脳細胞損傷)といった、アルツハイマー病やその他の認知症の血液ベースのマーカーの評価方法の進歩についての説明もあった。

アルツハイマー病用の信頼性が高く、高価ではなく、処方しやすく、非侵襲的で入手しやすい診断ツールのニーズは大きい。現在そして将来、アルツハイマー病に直面している家族は、より早期の診断を可能にし、治療や計画の提供の質やスピードを向上させることを可能にするそうしたツールがあれば、大きな助けになる。業界や学術研究者によって現在、開発が進められているこうした新たな検査技術は、臨床試験における治療効果の追跡に使用される潜在的可能性がある。

▽アルツハイマー病のリスク、進行および回復の性差

AAIC 2019で発表された研究は、男性と女性の間のアルツハイマー病の生態、進行およびリスクにおけるいくつかの違いも特定した。4つの研究が、ユニークなリスクプロファイルを教え、現場がアルツハイマー病患者の多くが女性である理由を理解しやすくしてくれる、性別による相違について報告した。

2つの研究は、11の新たなアルツハイマー病の性別リスク遺伝子と、アルツハイマー病やその他の認知症における認知機能低下と軌を一にする異常なタウタンパク質の急速な拡大に寄与している可能性のある、女性の脳内の構造的、機能的関連性の相違を発見した。もう1つの研究では、女性は男性より脳エネルギーの使用レベルが高く、潜在的に暗記力が高いとされており、それを可能にするための代償としてアルツハイマー病に関連する脳の変化が早期に起きていることが示唆された。

4番目の研究では、成人初期から中年までの間、賃金労働に携わっていた女性は、賃金労働をしていなかった女性より、晩年における記憶の低下速度が遅いことが判明した。

▽新しいアルツハイマー病の臨床試験で新たな治療方法をテスト

AAIC 2019で研究者らは、軽度認知障害またはアルツハイマー病の人々に対する鼻腔内インスリンの使用を評価する第2/3相試験である、SNIFF試験の18カ月の非盲検延長の結果を報告した。この研究では、新たな薬物送達デバイスを使用しインスリン治療を受けた40人あまりの参加者グループは、偽薬を投与されたグループと比べ、認知・機能試験のスコアが有意に優れていたことが判明した。しかし、これは異なる鼻腔内送達デバイスを使用したグループでは観察されなかった。意を強くしつつ、フォローアップ研究が必要である。

別の研究では、軽度から中等度のアルツハイマー病の大規模2/3相試験であるGAIN試験の開始が報告された。同研究は、通常、歯周病と関連付けられている細菌ポルフィロモナス・ジンジバリスが、脳に感染してアルツハイマー病を引き起こすことがあるとの新たなデータに基づく治療方法を評価する、大規模かつ国際的な試験である。GAIN試験は、米国と欧州で570人の患者の登録を開始した。

AAIC 2019では、多くのリスク因子を同時に標的とする生活習慣介入が、認知機能低下リスクの高い高齢者の認知機能を保護できるかどうかを評価する2年間の無作為化対照試験である、アルツハイマー病協会の「リスクを下げる生活習慣介入を通じた脳の健康保護のための米研究」(U.S. Study to Protect Brain Health Through Lifestyle Intervention to Reduce Risk、U.S. POINTER)の報告も行った。U.S. POINTERは現在、米国内の4施設で実施中で、近く5回目を開始、60-79歳の2000人の参加者を登録する予定。

▽専門家パネリストがアルツハイマー病における病原体の役割を議論

AAIC 2019は、「基礎科学系における新たな概念:アルツハイマー病で感染性微生物は原因となる役割を果たしているのか?(New Concepts in Basic Science Series:Is There a Causative Role for Infectious Organisms in Alzheimer's Disease?)」と題したパネルディスカッションを開催、この分野の専門家数人がアルツハイマー病における病原体の役割について様々な意見を交換した。

*2人の科学者が、この病気の原因因子はヘルペスウイルスで、脳の炎症あるいは免疫システムの低下を引き起こしているのかもしれないとの仮説を説明、擁護した。

*ある研究者は、脳内の細菌感染に対する免疫反応が、アルツハイマー病の特徴的な脳病変と考えられるアミロイド斑の形成など周知の脳の変化につながるカスケードを引き起こしている可能性を示唆した。彼は、アミロイドベータタンパク質は、アミロイド沈着内に侵入細菌を閉じ込めることで脳を感染から保護していることを示唆した。

*2人の科学者が、アルツハイマー病細菌説の重要な側面に疑問を投げ掛け、「より影響力の強い研究から現場の気がそらされる可能性がある」との懸念表明までなされた。

▽AAICについて

Alzheimer's Association International Conference(アルツハイマー病協会国際会議、AAIC)は、アルツハイマー病および他の認知症に焦点を当てた世界中の研究者の世界最大の会合である。アルツハイマー病協会の研究プログラムの一環として、AAICは認知症に関する新しい知識を生み出し、重要な共同研究コミュニティーを育成するための触媒として役立っている。

AAIC 2019ホームページ:www.alz.org/aaic/ 

AAIC 2019ニュースルーム:www.alz.org/aaic/pressroom.asp 

 

▽Alzheimer's Association(R)について

Alzheimer's Association(R)(アルツハイマー病協会(R))は、アルツハイマー病のケア、サポート、研究における有力な任意の保健組織である。われわれの使命は、研究の進歩を通じたアルツハイマー病の根絶、すべての患者に対するケアとサポートの提供と増進、脳の健康の促進による認知症リスクの低減である。われわれが展望しているのは、アルツハイマー病のない世界である。alz.org(alz.org )にアクセスするか、800.272.3900に電話を。

ソース:Alzheimer's Association

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/948584/Alzheimers_Association_International_Conference_2019.jpg

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