【ボストン、サンフランシスコ2019年6月10日PR Newswire=共同通信JBN】IdealRatings, Inc.は10日、ステート・ストリート・コーポレーション(State Street Corporation)との新たな協力関係を発表し、独自のESG(環境・社会・ガバナンス)のデータ要素を使用してESGマテリアル危機管理戦略の投資意思決定プロセスへの世界的統合を支援するという両組織のコミットメントを明確に示した。
IdealRatings(IdealRatings )はステート・ストリートに世界中の最大4万社の基礎的データポイントを提供する。データ配信は、個々のESGスコアおよび、企業の方針、目標、実装、組織、開示活動に関するより詳細な情報を含む200以上のパラメーターに及ぶ。製造側であれ供給側であれ、鉱業、兵器、化学、遺伝子組み換え生物、医学研究、たばこなどの業界への議論のある関与も調査される。
今回の合意により、ステート・ストリートは、ステート・ストリートのESGX(R)(State Street's ESGX® )製品によって分析された最新のポートフォリオ向けの同社のデータソース機能を拡大する。ESGX(R)は、クライアントがESG投資に透明性と標準化をもたらすのに役立つ情報を提供するため、2017年に発売された分析ツールである。ステート・ストリートのデータ・分析会社であるステート・ストリート・グローバル・エクスチェンジ(State Street Global Exchange)によって開発されたESGX(R)は、クライアントにウェブプラットフォームを提供し、これによってクライアントは、企業の二酸化炭素排出量、サプライチェーンで用いられる労働のタイプ、ボードの多様性統計のようなポートフォリオにおいてESGのファクター・エクスポージャーを評価することができる。
IdealRatingsのモハメド・ドニア最高経営責任者(CEO)は、今回の合意について「IdealRatingsは、ESGX(R)プラットフォームとともにステート・ストリート・コーポレーションと提携できて光栄である。当社はこの提携によって、より責任ある投資への世界的傾向の中で起きている変化を受け入れることができると信じている」とコメントした。
ステート・ストリートのマネジングディレクター兼ESGソリューション部門の責任者であるマーク・マクディビット氏は「当社は、新たなESGデータプロバイダーの1つとしてIdealRatingsを迎え入れることができて光栄である。IdealRatingsは、ESGと責任ある投資調査の両方で広範な経験を有している。当社は分析エンジンESGX(R)を通じ、クライアントに対し、彼らのポートフォリオ内での非伝統的財務「テール」リスク(および機会)識別への見識を提供することを目指している。当社は、IdealRatingsが当社の既存のESGデータプロバイダーをさらに補完するものと確信している」とコメントした。
▽IdealRatings, Inc.について
サンフランシスコで法人化されたIdealRatingsは、Responsible Investments(責任ある投資)のための世界的なソリューションプロバイダーである。同社の株式、REIT(不動産投資信託)、固定所得のためのデータベースソリューションは、世界的な投資運用会社や資産オーナー向けである。IdealRatingsのソリューションは、25カ国以上の大手の金融機関、資産運用会社、指数プロバイダー、証券会社の認可を受けている。IdealRatingsのウェブサイトwww.idealratings.com を参照。
▽問い合わせ先
IdealRatings Inc:
Mr. Magdy Eissa,
meissa@idealratings.com
+ 1 415 955 2737
State Street Corporation:
Nadia Hassini
Nhassini@statestreet.com
+ 44 203 395 7145
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