【ビーバートン(米オレゴン州)2019年5月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*Pioneer Project HolyGrailは、環境中のプラスチック廃棄物削減のための電子透かし技術の使用に関し有望な結果を発表
Intuitive Computing Platform(ICP(TM))の発明者であるDigimarc Corporation(NASDAQ: DMRC)はこのほど、エレン・マッカーサー財団の新プラスチック経済(New Plastics Economy)が開始したPioneer Project HolyGrailへの参加を完了した。Digimarc Barcode(デジマーク・バーコード)は、現在、プラスチック選別技術が抱える多くの制約を克服するためのテストで披露され、リサイクルの対象となるプラスチックを正確に識別し、埋め立て地や焼却炉への不必要な処分を防ぐことをより容易にした。
Pioneer Project HolyGrailは、プロクター・アンド・ギャンブルが主導する3年間のイニシアチブとフルバリューチェーンコラボレーションプロジェクトで、消費者ブランドのロレアル、ダノン、ネスレ、ペプシコ、ヘンケル、および小売業者のカルフールを含む29の参加パートナーがいる。公開されたレポート(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=2072795531&u=http%3A%2F%2Fgo.pardot.com%2Fl%2F110942%2F2019-05-28%2Flhts3n&a=published+report )で、同テストはDigimarc Barcodeがプラスチック容器を「インテリジェントオブジェクト」に変えることで、業界では不可能だった分別技術を達成できることを示した。食品用容器と非食品用容器を正確に区別することで、Digimarc Barcodeはこれまで未解決だった業界最大の課題の1つに取り組み、近い将来のリサイクルの発展に大きな影響を与える可能性がある。さらに、それはフレキシブル包装、カーボンブラック包装、異なるプラスチックタイプが幾重にも重なっているものを識別し、フルボディーシュリンク包装容器の適切な仕分け、分別も検知する。
Digimarc Barcodeは、プラスチック基板に適用された時にユニークでスキャン可能な3Dアイデンティティーを提供する。コードにより運ばれるデータセットは、廃棄物の製造元、製品SKU、製造施設など、幅広い属性を伝えることができる。Digimarc Barcodeは、プラスチック廃棄物をより高い質と量のリサイクル可能な材料用に分別するよう、分別メカニズムに自動的に指示を出し、製造業者がリサイクルされたコンテンツの使用に対する公約を確実に果たし、政府規制を守る手助けをしてくれる。このスキャン能力はまた、商品化時に既存の分別施設に後付けすることもできる。
Digimarc Barcodeは、シュリンク包装や紙のラベルにも適用でき、識別の可能性や取得可能なデータ量を増やすことができる。複数層機能の強化は、製造、サプライチェーン、小売業務、消費者エンゲージメントにおけるその他多くの効率化をサポートする。例えば、Digimarc Barcodeはサーキュラーエコノミー(Circular Economy)により幅広い役割を提供することが可能で、環境意識の高い消費者がスマートフォンで製品をスキャンして、プラスチック製の物を自分の街のゴミ処理業者の基準に従って適切に分別する方法を学ぶこともできる。
Digimarcのチーフエバンジェリストであるラリー・ローガン氏は「Digimarc Barcodeは、リサイクル施設での「ハイパーソート」を提供する「インテリジェントオブジェクト」を生み出すという点でユニークだ。HolyGrailのテスト結果は、廃棄物の削減につながる、より大きなプラスチックリサイクルへの実行可能な道筋を示しており、エレン・マッカーサー財団の新プラスチック経済(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=4264792448&u=https%3A%2F%2Fwww.ellenmacarthurfoundation.org%2Four-work%2Factivities%2Fnew-plastics-economy&a=New+Plastics+Economy )グローバルコミットメントへの当社のかかわりの正しさを証明するものだ。プラスチックのサーキュラーエコノミーをサポートし、社会的利益を実現するため、こうした能力が迅速に適用可能であることが分かり満足している」と語った。
同グローバルコミットメントは、プラスチックの未来を再考、再設計するために主要な利害関係者を一堂に集めることでプラスチックのサーキュラーエコノミーを築くことを目的としており、Digimarcは2019年4月に署名した(Digimarc signed in April 2019 )。ラリー・ローガン氏は、プラスチックリサイクルへの同社のアプローチと、それが海洋と埋め立て地のプラスチック廃棄物削減にいかに役立つのかを、近く開かれる2つの会議で発表する。1つは米ニュージャージー州ジャージーシティーで開かれるActive & Intelligent Packaging Summit Americas(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=1829737048&u=https%3A%2F%2Fevents.bizzabo.com%2FAIPIA-Summit-USA%2Fagenda%2Fsession%2F72374&a=Active+%26+Intelligent+Packaging+Summit+Americas )で米東部夏時間6月4日午前10時20分から。もう1つはドイツのデュッセルドルフでのPlastics Recycling Technology(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=4227231987&u=https%3A%2F%2Fwww.ami.international%2Fevents%2Fevent%3FCode%3DC0973&a=Plastics+Recycling+Technology )で、同氏は中央欧州夏時間6月18日午前11時50分からプロクター・アンド・ギャンブルのジアン・デベルダー氏と共にプレゼンテーションを行う。
Pioneer Project HolyGrailのプロジェクトリーダー、ジアン・デベルダー氏をフィーチャーした短いビデオ(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=3281178992&u=https%3A%2F%2Fvimeo.com%2F332020546%2F39583c93e0&a=Watch+a+brief+video )の視聴を。
▽Digimarcについて
Digimarc Corporation(NASDAQ: DMRC)は、商品の包装や、印刷物、画像、音声を含むほぼすべてのメディアなど、日常的な物の自動識別のパイオニアである。Digimarcは、特許取得済みのIntuitive Computing Platform(ICP(TM))をベースに革新的で包括的な自動認識技術を提供、検索を簡素化し、比類のない信頼性、効率性、安全性を通じて情報の発見を変革している。Digimarcは、1100を超す取得済みあるいは申請中の特許を含む、グローバルな特許ポートフォリオを所有している。これらの革新的技術には、同社の画期的なIntuitive Computing Platformの積み重ねとして、最先端の識別技術であるDigimarc Barcode、およびバーコードスキャン、画像認識などに使われるDigimarc Discover(R)ソフトウエアが含まれる。Digimarcは米オレゴン州ビーバートンに拠点を置いている。同社のプラットフォームは、大手小売業者や消費者ブランド、グローバル銀行、米国の各州、映画会社、プロスポーツのフランチャイズなどに導入されている。The Barcode of Everything(R)の詳細については、www.digimarc.com にアクセスし、@digimarc(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2480305-1&h=2417141154&u=https%3A%2F%2Fnam05.safelinks.protection.outlook.com%2F%3Furl%3Dhttps%253A%252F%252Ftwitter.com%252Fdigimarc%253Flang%253Den%26data%3D02%257C01%257CAudra.Proctor%2540edelman.com%257Cb8664902f3394d051ad408d6c74f298b%257Cb824bfb3918e43c2bb1cdcc1ba40a82b%257C0%257C1%257C636915540157322212%26sdata%3DcR6RYr2uXMGHkwcWKeI0IwzQhTP15OVhP8JhnLbxNx0%253D%26reserved%3D0&a=%40digimarc )で当社のフォローを。
ソース:Digimarc Corporation
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