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杭州のICプロジェクト、第1四半期に24.1%増の1億6300万人民元の投資を集める

Hangzhou Investment Promotion Bureau
2019-05-17 14:25 1585

【杭州(中国)2019年5月17日PR Newswire】Hangzhou Investment Promotion Bureau(杭州投資促進局)が最近発表したデータによると、中国東部浙江省の省都、杭州の集積回路(IC)プロジェクトは、今年第1四半期に前年同期比24.1%増の1億6300万元の投資を集めた。

ICセクターは杭州の電子情報産業の柱になっており、2018年には191億元を稼ぎ出した。

中国のIC設計拠点の1つとして杭州には、IC企業122社が本社を置き、これには多くの市場リーダーが含まれる。

例えば中国国産32ビット組み込みCPUの独占供給企業のHangzhou C-SKY Microsystems Co., Ltd.は、2001年に杭州で事業を始め、その製品は電子機器・半導体・基本ソフトウエア製品に関する国家プロジェクトで模範的功績が認められた。

同市にはIC設計企業が集まっている。中国の大手垂直統合型デバイスメーカー(IDM)のHangzhou Silan Microelectronics、世界出荷額3位のBridgeシリーズを持つSage Microelectronics、Beidou Navigation Satellite Systemを支援する半導体のHangzhou ZhongKe Microelectronicsなどだ。

一方、杭州は科学・技術人材にとっての魅力を高めている。データでは、杭州へのこうした人材の純流入率は2018年に12.6%となり、上海の2.07%、北京の0.24%を上回った。

こうした成果は、IC産業の成長に向けて革新的で友好的な環境を育む同市の方針によるものだ。

2018年1月に杭州は Qingshan Lake Micro-Nano Smart Manufacturing Town(青山湖マイクロナノ・スマート製造タウン)の設立を発表した。インテリジェントセンサーや半導体設計、研究開発(R&D)、インテリジェントセンサーの検査・パッケージング・応用統合が対象だ。今日までにタウンは、26件のマイクロナノ・プロジェクトで79億2000万元の投資を集めている。

情報経済でIC産業の役割を十分に発揮させるため、杭州は2018年7月、IC企業向けに関連プロジェクトを促進し、特別資金を提供する特別施策を打ち出した。

杭州のIC産業が取り組むのは設計、製造、パッケージング、検査、素材、装置などすべての産業チェーンに広がる。組み込みCPU、マイクロ波・ミリ波IC、デジタルオーディオ・ビデオの設計では中国の都市でトップだと、杭州投資促進局の幹部は話し、同局が関係機関や企業と提携してIC産業の発展をさらに推進すると付け加えた。

ソース:Hangzhou Investment Promotion Bureau

ソース: Hangzhou Investment Promotion Bureau