【アーリントン(米バージニア州)2019年5月4日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNG, Inc. は4日、米連邦エネルギー規制委員会(FERC)が米ルイジアナ州プラークミンズ郡にある年間2000万トン(20MTPA)のPlaquemines LNG施設に対する最終的な環境影響評価書(EIS)を公表した。FERCは2018年8月31日、Venture Global LNGに対して、遅くとも2019年8月1日までにPlaquemines LNG施設および関連するGator Express Pipelineに対する最終的な注文を発注する計画であると通告していた。このプロジェクトは、2019年末に最終的な投資決定と建設開始に向けてスケジュール通り進んでおり、2023年に商用運用が始まる予定である。
Venture Globalのボブ・ペンダー、マイク・サーベル共同最高経営責任者(CEO)は声明を発表して、「われわれは最終的な環境影響評価書(EIS)を適切な時期に公表した連邦エネルギー規制委員会(FERC)に感謝の意を表明する。これはPlaqueminesプロジェクトにとって重要な規制上の一里塚である。Plaquemines LNGは、年間100万トン(1MTPA)に対する拘束力のある20年間オフテイク(長期供給)協定をパートナー社PGNiGと結んでおり、われわれは近い将来に追加的な商用上の一里塚となる発表をする予定である」と語った。
Venture Globalはまた、FERCがニューオーリンズ州ミシシッピ川南部と関連するDelta Expressパイプラインについて、同社の20MTPAのDelta LNGプロジェクトに対する事前ファイリング要請を受け入れたことを発表した。
発表文は「Delta LNGは、プラークミンズ郡を超えるさらに追加的な顧客の需要に供するともに、Calcasieu PassおよびPlaquemines両プロジェクトによって採用された業界に大きな変化をもたらす低コストのアプローチの再現をもたらすことができる。われわれは北米の天然ガスを世界に輸出する総量50MPTAの液化能力を持って建設・開発中のプロジェクトに興奮している」と述べている。
▽Venture Global LNGについて
Venture Global LNGは、北米の豊富な天然ガス埋蔵地から供給される液化天然ガス(LNG)の長期・低コストの供給者である。Venture Global LNGの液化処理プロセスのシステムは、BHGEが供給する高度に効率的で信頼できる一連の製品を採用する。Venture Global LNGは、カルカシュー水路(Calcasieu Pass)とメキシコ湾の接点に位置する年産1000万トン(10MTPA)のVenture Global Calcasieu Pass施設と、同州ニューオーリンズの南方30マイルのミシシッピ川沿いにある年産2000万トン(20MTPA)のVenture Global Plaquemines LNG施設およびニューオーリンズ州ミシシッピ川南部で年産2000万トン(20 MTPA)のVenture Global Delta LNG施設をいずれも建設中である。Venture Globalはこれらのプロジェクト開発をサポートするため、これまでに8億5500万ドルの資金を調達している。詳細はwww.venturegloballng.com を参照。
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ソース:Venture Global LNG, Inc.