【除州（中国）2019年3月27日PR Newswire＝共同通信JBN】中国の大手建設機械メーカーXCMGが主催する第2回XCMG Cup Green Innovation Design Competition（XCMG杯グリーン・イノベーション・デザインコンペティション）は、中国・徐州での授賞式で今年の受賞者を発表した。燕山大学のガオ・シューアイ氏が率いるチームが、巻き上げ・掘削機の研究・開発用ソリューション、特に羽根車のファンアセンブリの空中取り付け用高効率ソリューションで第1位を獲得した。
第2回XCMG Cupは、中国本土、マカオ、カナダ、ブラジル、チェコ共和国、トルコ、バングラデシュ、ロシアの8カ国・地域から集まった800の出場者から200のプロジェクトを受け付けた。
XCMGの会長兼CEOであるワン・ミン氏は「XCMG Cupは、世界中の大学や機関から優秀な才能を迎え入れることで、業界の困難な問題の解決を目指す新しい研究・開発モデルを生み出した。それは競争というだけではなく、より優れた、持続可能な発展への道だ。出場者たちの実際に適用可能なクリエーティブな発想に驚かされた」と語った。
1位と2位の受賞者には、賞金のほか、欧州にあるXCMGの海外オフィスとRed Dot Design Museum（レッドドット・デザインミュージアム）で学ぶ機会が与えられる。基本要件を満たす受賞者には、XCMG就職の機会が与えられる可能性もある。プロジェクトは、中国グッドデザイン賞とレッドスターデザイン賞にも応募することができる。
ワン氏は「中国の機械設備業界がハイエンドの製品や市場に進出する中で、XCMGが目指しているのは、イノベーション、グリーンな省エネ技術、そして産業チェーン全体にわたって新たなチャンスを取り込むためのスマート製造の開発を必要としている建設機械業界のエベレストを登ることだ」と指摘した。
XCMGが製造した第1回XCMG Cupから生まれたコンパクトで低ノイズ、高効率のファンプロジェクトを含め、前回のコンペから多くのコンセプトとクリエーティブな発想が現在の製品設計と開発に生かされている。
XCMG Cupは、グリーンで環境に優しい技術と、業界の持続可能な発展を推進してくれる若い才能を励ますことを狙いとしたXCMGの14の明確な位置付けをもったグローバル公共福祉プロジェクトの1つである。
▽XCMGについて
XCMGは、76年の歴史を持つ多国籍の重機製造企業である。現在、世界の建設機械業界で6位にランクされている。同社は、世界中の183以上の国と地域に輸出している。
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Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190326/2414340-1
ソース：XCMG
