【シドニー2019年3月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*ロックスのアーガイルカットがPixar Animation Studiosとともに復帰
*キャンベルズコーブとヒクソン・ロードリザーブがライトウォークに再参加
*ゲームチェンジャーのスパイク・リー氏とエステル・ペレル氏がビビッド・アイデアの呼び物になり、ザ・キュアー、ルファス・デュ・ソル、FKAツイッグス、アンダーワールドがビビッド・ミュージックを揺さぶる
*2019年プログラム発表のビデオコンテンツと画像はwww.vividsydney.com/media-centre から入手可能
南半球最大の光と音楽とアイデアの祭典、ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)がこの冬、2019年5月24日(金)から6月15日(土)まで、ハーバーシティーを燃え立たせ、多くの有名人が参加する刺激的なイベントプログラムとともに、イノベーションとクリエーティビティーの新たな10年に入る。
デスティネーションNSWの最高経営責任者(CEO)でビビッド・シドニー制作責任者でもあるサンドラ・チップチェイス氏は「オーストラリアの最も愛され受賞歴のある祭典が今11年目を迎え、照明アーティスト、音楽制作者、有能な人材を集めて、アジア太平洋のクリエーティブ産業のハブであるシドニーを紹介する」と語った。
彼女はまた「今年のビビッド・シドニー・プログラムは大胆、刺激的、多様で、誰にでも何かを提供する。だから、この見逃せないイベントを体験したい人には、直ちに旅行計画を立て始めるようお勧めする」と続けた。
ビビッド・シドニーは、ニューサウスウェールズ州政府の観光と主要イベントのエージェンシーであるデスティネーションNSWが所有、管理、制作しており、2018年には225万人を引き付け、NSW州経済に1億7290万ドルのビジター支出を同州経済にもたらした。
チップチェイス氏は「われわれのマーケティング活動が、ビビッド2018の内外ビジターに記録的な18万5887件の旅行パッケージを販売したことを誇りに思う。前年に比べて37%の増加である。ビビッド・シドニーは旅行者必見のイベントであり、人々がシドニー以遠を訪問する気になるようにしている」と語った。
そのうえで「年齢や関心は重要ではないし、初めてのシドニー訪問かどうか、地元住民かどうかも問題でない。ビビッド・シドニーには普遍的な魅力がある。ビビッド・シドニー2019のプログラムは、一晩でも二十三晩毎晩でも楽しめるインクルーシブで近づきやすいインスタレーション、イベント、体験を提供する」と付け加えた。
チップチェイス氏はまた、9年生から12年生の高校生向けのビビッド・スクール(Vivid School)の立ち上げを発表した。この大規模グローバルイベントの照明をベースとするアート作品の想像、設計、提供に関わる創造プロセスについて、生徒がさらに学ぶよう支援する学校である。
チップチェイス氏は「このイニシアチブは、生徒と教師がビビッド・シドニーのアイコニックなビルプロジェクションやライトウォーク・インスタレーションの背景にいる専門家に会い、アーティスト、デザイナー、技術者からキャリアパス、将来のプロジェクト、活動のためのスキル構築機会を生かす方法について聞くことを可能にする」と語った。
▽ビビッド・ライト(Vivid Light)
今年のライト・ウォーク(Light Walk)は、光作品50点以上がこの種のものとして南半球最大の3キロ以上に及ぶ野外ギャラリーに仕立てられる。
アカデミー賞を受賞した初提携のPixar Animation Studiosは、シドニーの遺産登録されたロックスのアーガイルカットをクリエーティブな光プロジェクションで照明する。それは各年齢のビジターを喜ばせ、彼らは舞台裏アート作品の視覚の饗宴とアイコニックなアニメーションの進化に夢中になる。アーガイルカットのビビッド・ライト・プログラム復帰は、愛される2人組のウッディ、バズ・ライトイヤーなどPixar映画の魅惑的なキャラクターが登場するため、フェスティバルの参加者にとって大きな呼び物になる。
今年待望のシドニー・オペラ・ハウスのセイル照明は、ロサンゼルスを本拠とする中国系米国人のアーティスト兼映画制作者、アンドリュー・トーマス・ホワン氏がオーストラル・フローラル・バレエを披露する。オーストラリア自生の優美な植物と花に対するこの催眠的トリビュートは、シドニー・オペラハウスの官能的アークのシルエットに対応するダンサーの動きと連携する。
ビジターは再び、シドニー王立植物園を縫うように進み、イルミネーションで飾られたアート作品と接近遭遇する。それは光と自然を反射して屈折させる。輝いて飛び、上空に浮かぶ「ホタル野(Firefly Field)」は、500の光点が飛行する魅力的なインスタレーションで、小さな夜行性ホタルの空中バレエを模倣している。
人々は夜空の向こうを見て、植物園に神秘的に着陸したエイリアン植物がはびこるレトロ未来的な衛星放送アンテナKA3323を通して、星々の彼方にどんな秘密が横たわっているか知りたいと思う。「私は聞こえる(I Hear You)、でも、あなたは(But Do You Hear Me?)」では、多くのLED照明ポール2人の間にスペースを生み、彼らの声が光と音の会話を始めて、デジタル時代の不平等について質問する。
埠頭の反対側、オーストラリア現代美術館の印象的なアールデコのファサードは、受賞歴のあるオーストラリア系コロンビア人アーティスト、クラウディア・ニコルソン氏が照明のベテラン、Spinifex Groupとともに転換され、彼女の力強いアート作品を「Let Me Down」に再現する。Lonelyspeckのクールで現代的サウンドで強調された創造、破壊、再生の活発なサイクルである。
隣では「ファウンデーションホール(Foundation Hall)」の見事な体験に加えて、サムスン電子オーストラリア(Samsung Electronics Australia)がファーストフリートパークで、Galaxy S10の最も刺激的な機能を使って、ビビッド・シドニーの見方を再構成する一生一度の体験をつくり出す。
ロックスの「Watch your chips!」は鳥類の集合行動を調べて、カモメが時に食べかすで人間を悩ませるやり方を模倣し、「Nostalgia Above」は自然のロマンスをデータ駆動の気候技術と結びつけて、雨や雷雨、晴れや曇りの空模様を予測する仮想バロメーターを生み出す。
キャンベルズコーブは永遠のダンスソロBallerinaとともに復帰し、港の端沿いで夢の中にいるように揺らめく。一方、「Let it Snow」はヒクソン・ロードリザーブに巨大な雪片が舞い降りるように見え、素晴らしい水上の光景を醸し出す。
国際先住民族言語年を祝福して、シドニー・ハーバーブリッジの南鉄塔にローダ・ロバーツAO氏監修の「Eora: Broken Spear」によって命が吹き込まれる。The Electric Canvasがデザインするプロジェクションも伴うこの強力な作品は、内省して国を呼び、国を読んで、国に耳を傾けることを思い出させる。
カスタムハウスのファサードはSpinifex Groupの「Under the Harbour」で、再び水のワンダーランドに転換され、子どもも大人も楽しませるには間違いない。ネオンの海洋生物がいる水の世界、植物のワンダーランド、分類できない奇妙なものが、精巧で遊び心あふれる特別な水中ファンタジーに誘い、オーディエンスに刺激を与え、シドニー水中ヘイブンの評価を高めるに違いない。
▽ビビッド・シドニー地区
人気地区のタロンガ動物園、ダーリングハーバー、チャッツウッド、バランガルー、ルナパークも2019年にライトアップされる。
ノースショアでは、絶滅危惧種をテーマとするインタラクティブ・ランタンの照明されたトレイルに、フェスティバルで人気のある「Taronga Zoo's Lights for the Wild」が加わる。星をちりばめた「Asian Elephant」、輝く「Silverback Gorillas」の家族、玉虫色の「Marine Turtle」、「Weedy Sea Dragon」に加わるのは、トラの子3頭が生まれ、動物園の保全への取り組みを強調する「Sumatran Tiger Cubs」である。
笑みを絶やさない「ルナパーク・シドニー(Luna Park Sydney)」は2年目に入り、日没後に再びきらめく。今年、スリルを求める人は、数千個のLEDライトで覆われた新家族向けスリラー、「Volare」で舞い上がる。それは照明で飾られたアイコニックな「Ferris Wheel」を完全に補完する。
家族のお気に入り、チャッツウッドのビビッド・シドニーは、平和と調和の光を放射することになっている。「Concourse」は、ハンガリーのアーティスト集団、Limelightの手による大型プロジェクション作品「Co-existence」とともに輝き、ファンはビンス・ジョーンズ氏とリサ・フィッシャー氏のショー、また、ウィロウビー交響楽団の公演を楽しむことができる。ビビッド・アイデアは、ゲーマー女子向けのフェスティバル/カンファレンスやクリーンビューティー、フィットテク、ウェルネスの無料セッションを提案している。
バランガルーは五感に訴える祝宴を提供する。「Exchange Place」が驚くような「Winter Camp」になり、そこには木曜日から日曜日の夜、身長6メートルの輝く大女「マリ・ディン」が訪れる。ビジターは彼女とともに狩りをして、ライトアップされた低木林を抜けて集まり、40店を超えるレストラン、バー、カフェの各価格帯で光にちなむ料理などを享受するよう勧められる。
ダーリングハーバーでは、「Robot SPACELand」が脱工業化のがれきから新文明が興る近未来を想像する。ここでは、明るくてグリーンな明日の種をまくために派遣された衝撃的な電気自動スーパボットに会うことができる。
ビビッド・シドニーのインクルーシブな遊園地、「Tumbalong Lights」は、アクセスとインクルージョンのパートナー、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドのサポートを得て戻ってくる。新開地にヒントを得た「playSPACE」は超大型のインスタレーションを集め、勇敢な探検家には、「Under the Milky Sky」を歩いて「Spaceballs」で遊び、「See What I See」でさまざまな見方を共有する機会が与えられる。「Low-sensory」セッションも供される。
▽ビビッド・アイデア
ビビッド・アイデアはシドニーの23日間にトーク、実践ワークショップ、業界形成フォーラムをもたらし、われわれの刻々とつながる急速な生活における愛、孤独、所属の意味を掘り下げる。
今年の「Game Changers」はレースと関係の仮定に挑戦する。ハリウッドの先駆者、スパイク・リー氏が政治的傾向、ストーリー作り、その映画制作のヒントを公開し、アイコニックなサイコセラピストで大人気の番組「Where Should We Begin?」の制作者、エステル・ペレル氏がデジタル時代の現代愛を調査し、テクノロジーに影響される関係に注目する。
New Horizonsシリーズは未来からのシグナルに注意を払う。ハイライトは「Future of Sex」のリサーチャーでポッドキャストクリエーターのブライオニー・コール氏によるセックステクの境界図表化で、マーク・フェンネル氏は孤独と日本人の多くが過労と性欲減退を感じる状況と理由を研究し、アイリーン・オームズビー氏はウェブの下腹部にある暗闇に身も凍るような光を照らす。シドニー工科大学(UTS)、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)、ABCの科学者、研究家もAIと倫理、宇宙探検の次に何が起こるか光を当てる。
「Mark Colvin Conversation: Net Worth」では、ピューリッツァー賞受賞の作家、セバスチャン・スミー氏、心理学者のジョスリン・ブリュワー氏、アーティスト兼作家のホリー・スロスビー氏が「インナーライフ」の価値に注目し、持続的なデジタルの気晴らしにいくら支払うべきか問いかける。
「ビビッド・アート・アフターアワーズ(Vivid Art After Hours)」が水曜日夜、無料でニューサウスウェールズ州立美術館に戻り、アート活動、ライブミュージック、所属問題に取り組むクリエーティブな思想家によるトークが繰り広げられる。コメディアンで「悪い仏教徒」のメシェル・ローリー氏、ラッパー・詩人・作家のオマール・ムサ氏、アーティストのアブドル・アブダラ氏が文化的独自性について対話し、ヒットしたABC TV番組「You Can't Say That」の裏方チームが社会的多様性をたたえる。
「Citizens of the World」ワークショップやその他のハウツー・セッションがより創造的で情報に通じた満たされた生活の重要なスキルを明らかにし、Uberでデザインを担当するマイケル・ガフ副社長ら名士が登場するデザインの美点に関する満席プログラムとともに、「Semi Permanent」が戻ってくる。
「ビビッド・アイデアエクスチェンジ(Vivid Ideas Exchange)」は再びオーストラリア現代美術館の6階を占め、23日間にわたって刺激的なトークとスキルを磨くワークショップを展開する。これには未来と向き合う産業のフォーラム、深掘りカンファレンス、パネル、ショーケースが含まれ、ビジターの視野を明るくして、そのアイデアにチャレンジする。
▽ビビッド・ミュージック
ビビッド・シドニーは、影響力ある海外アーティストを招き、地元タレントにも目を配ることによって、市内のライブミュージック文化にスポットライトを当てるが、今年の出演者は強い印象を与えようとしている。
躍動的なエレクトロトリオ、ルファス・デュ・ソルとジャンルベンディングなポップスター、FKAツイッグスが今年のキャリッジワークス・プログラムの主役を務め、Fuzzy Eventsが監修する今年のウェアハウスパーティー「カーブボール(Curve Ball)」は、ヘイデン・ジェームズ、タッチ・センシティブ、モールラットとともに復帰する。
シティー・リサイタルホールは、音楽的に異なる4公演を提供する。13の新曲と鳥にヒントを得た音風景を披露するオーストラリアの音楽レジェンド、ポール・ケリーと同国の作曲家ジェームズ・レジャー、ポップスの人気者ケイト・ミラー=ハイドク、国際的な著名ピアニストZOFO、Concertos on Fireである。
シドニー・オペラハウスの「ビビッド・ライブ(Vivid LIVE)」は各ジャンルの最先端にいるアーティストと独自に創作する予言者を舞台に上げる。英国のオルタナティブロック開拓者、ザ・キュアーは記念碑的アルバム「Disintegration」のリリース30周年を迎え、オーストラリア限定4公演のチケットが完売している。同国人のエレクトロニックの大物バンド、アンダーワールドは限定4公演で、コンサートホールを陶酔するダンスフロアに転換する。一方、米国の新興シンセポップスター、マギー・ロジャーズはシドニー・オペラハウスに初登場し、美しいメロディーのフォークとパーカッションのビートで素晴らしい新アルバム「Heard It in a Past Life」を披露する。著名なシンガーソングライターのシャロン・ ヴァン・エッテンも電撃的な1夜限りの公演を務め、伝説的なジャズの草分け、ハービー・ハンコックのシドニー限定公演は見逃せない。
2019年は、X|Celerateとシドニーの盛況なミュージックシーンの継続的成長を支援するシドニー市とデスティネーションNSW提携の偉大な3年目に当たる。ヘアサロン、教会、醸造所など都心の23会場は、The Catholics、Set Mo、Carlotta、I Know Leopardなど想像できる全ジャンルの新興草の根ミュージシャンを紹介し、ヒープス・ゲイはシドニー・タウンホールの「Qweens Ball」に戻ってくる。
ビビッド・アート・アフターアワーズは水曜日夜、ビビッド・アイデア、ミュージックの融合プログラムをニューサウスウェールズ州立美術館で再演する。アンドリュー・ブケンヤ氏の「Do the Spike Thing」を捉えて、オケンヨが人間の状態に音で深く潜り、JZ Lunar Capsuleが宇宙飛行士のプレーリストを提供して50年前にアポロ11号の宇宙飛行士が想像したように、宇宙旅行者の音楽をたたえる。
▽ビビッド・シドニー・スポンサー
ビビッド・シドニーは、2019年ビビッド・シドニーをサポートしてくれる以下のスポンサーに感謝する。
アメリカン・エキスプレスはクルーズバーのアメリカン・エキスプレス・ラウンジで3年連続のパートナーになり、ビビッド・シドニー・ボランティアプログラム(Vivid Sydney Volunteer Program)もサポートする。
サムスン電子オーストラリアと公式エネルギー・パートナーのTransGridは引き続き、Pixar Animation Studiosは初めてパートナーになる。
サポーターは、シドニー市、シドニー・オペラハウス、Technical Direction Company、32 Hundred Lighting、ICC シドニーなどである。
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドはビビッド・シドニーのアクセスとインクルージョンのパートナー3年目になり、Banksia Foundation、Informed 365が持続可能性パートナーにとどまる。
ビビッド・シドニーのコラボレーターは、ニューサウスウェールズ州立美術館、オーストラリア博物館、BEMO、キャリッジワークス、ダラス・フォートワース国際空港、Event Engineering、Kennards Hire、シドニー現代美術館、ニューサウスウェールズ州国立公園・野生生物サービス、PropMill、Spinifex Group、ニューサウスウェールズ州立図書館など。
公式チャリティー団体はRoyal Flying Doctor Service南東支部である。
2019年ビビッド・シドニーのメディアキット、プログラム発表、2019年ビビッド・シドニーのライトレンダーを含む高解像画像、2018年フェスティバル・ハイライトビデオの放送品質ビデオ映像は www.vividsydney.com/media-centre から入手可能。
▽メディア問い合わせ先
Florence Rocca
Destination NSW
M: +61-(0)-428-555-080
E: florence.rocca@dnsw.com.au
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ソース:Destination NSW