【ニューヨーク2019年3月11日PR Newswire=共同通信JBN】
*40年以上にわたって女性の取締役会進出を推進
エグゼクティブサーチとリーダーシップアドバイザリーの大手企業スペンサースチュアート(Spencer Stuart)は、世界中のボード(取締役会)の女性取締役を2000人以上増やすことに役に立ったとしてボード業務の新たな節目を認識することを誇らしく思う。
スペンサースチュアートは40年以上にわたり、取締役会における視点の多様性増大のコミットメントを共有するボードが優秀な女性取締役を見いだすのを支援してきた。2018年、企業のグローバルボードの配置は40%が女性だった。主要地域市場では、ジェンダーの多様性がボードの優先事項であった。
*米国では、スペンサースチュアートが支援した取締役起用のうち47%は女性で、S&P 500企業の新女性取締役比率(40%)を上回った。これら新女性取締役の4分の1(25%)は最高経営責任者(CEO)/社長、18%が最高財務責任者(CFO)/旧監査パートナー、11%がグループ企業の社長/CEOだった。
*アジア太平洋の取締役人事の44%は女性だった。
*欧州では、企業の配置の35%は女性だった。
スペンサースチュアートの北米ボードプラクティスの責任者ジュリー・ヘンブロック・ダウム氏は「スペンサースチュアートは長年、多様性が重要であり、優れた意思決定、豊かな取締役会の議論を招くと認識してきた。われわれは企業の好業績と多様な取締役会構築を助けた実績を誇りに思い、われわれが配置を支援した女性数千人の貢献とキャリアを祝福する。過去5年間、われわれのグローバル取締役配置の35%は女性であり、わずか6年で配置支援の女性取締役を1000人から2000人に倍増できた」と語った。
スペンサースチュアートは「Spencer Stuart Board Index」によって20年以上、女性取締役を追跡している。その調査で、ノルウェー(46%)、フランス(43%)、スウェーデン(39%)の女性代表を筆頭に、欧州の数カ国がジェンダー多様性で群を抜いていることが分かった。スペンサースチュアートは2014年以来、WomenCorporateDirectors Foundationのグローバル・プレミアスポンサーになっている。
スペンサースチュアートの欧州ボード・CEOプラクティスの責任者キャサリン・モース氏は「スペンサースチュアートは欧州全域で、ボードの女性代表の向上を目指す各国の多様性イニシアチブを積極的にサポートしている。われわれは引き続き、さまざまな取締役教育、ガバナンス開発イベントを主催し、英国とドイツのDirectors' Forumプログラムやフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスの権威あるBoard Governance Forumのようなクライアントの多様性目標をサポートする」と語った。
スペンサースチュアートのベン・ウィリアムズCEOは「ビジネスリーダー、投資家、ボードなどが進展を強く求めているため、ジェンダー多様性の拡大をサポートする幅広いモメンタムがある。われわれは長期的に、組織が自社ビジネスに持続的な好影響を与える優秀なリーダーを見つけるのを助ける一方、取締役会、リーダーシップ・チームの多様性の前進を支援することにコミットしている」と語った。
スペンサースチュアートは、この節目を祝福し、取締役会のさらなる進歩を引き起こすため、取締役会の多様性をめぐる新たな調査や地元イベントなどを含む通年プログラムを企画した。
スペンサースチュアート・ボードプラクティスは、世界のボードが無所属の取締役を見いだして起用することを支援し、重要なガバナンス問題で取締役会会長やCEO、指名委員会に助言を与えている。昨年だけで750人以上の取締役調査を実施し、世界の市場で各種の取締役教育、ガバナンス開発イニシアチブも主催している。
▽スペンサースチュアートについて
スペンサースチュアート(Spencer Stuart)は、リーダーシップが大きな問題であることを承知している。自社に永続的影響を与えるシニアレベルリーダシップの決定に役立つとして、世界中の企業から信頼されており、エグゼクティブサーチやボード・リーダーシップ・アドバイザリーのサービスを通じ、大手多国籍企業から新興企業、非営利機関に至る優良なクライアント向けに好業績チームの構築、強化を支援している。
1956年から株式非公開のスペンサースチュアートは、今や30カ国の57オフィス、50以上の特殊実務に及ぶ専門家チームの共同作業によって、知識、知見、成果の提供に集中している。ボードとリーダーは、一貫してスペンサースチュアートを頼り、シニアエグゼクティブサーチ、取締役のリクルーティングとボードの効率性、サクセッションプラン、徹底した経営層評価、その他の多くの組織的な有効性などの分野で進化するリーダーシップニーズへの取り組みを支援するよう求めている。スペンサースチュアートに関する詳しい情報はwww.spencerstuart.com を参照。