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LONGiが新しい5GW単結晶モジュール工場の稼働を開始し、供給能力を増強

LONGi Solar
2019-03-08 16:39 2091

【ジョ州(中国)2019年3月8日PR Newswire=共同通信JBN】ソーラー単結晶製品の世界的な大手サプライヤーであるLONGi Solar(ロンジ・ソーラー)は、中国安徽省のジョ州にある5GW高効率単結晶モジュール工場の稼働開始を発表した。これは、高効率製品に対する世界的な需要の高まりに対応するための同社の高効率単結晶モジュール生産能力の強化に向けたさらなる1歩である。

LONGiが新しい5GW単結晶モジュール工場の稼働開始
LONGiが新しい5GW単結晶モジュール工場の稼働開始

 

投資総額3億2800万米ドルのLONGiジョ州5GW工場は、2018年5月に起工された。契約、建設、試運転は同じ年に完了した。最先端の設備、技術、完全自動化生産ラインを備えた同工場は、革新的なHi-MO3両面受光ハーフカット単結晶PERCモジュールなど、高効率、高信頼性、高収量製品への需要を満たした次世代製品を含む高効率モジュールを製造する。

LONGiジョ州工場は設備試運転、能力増強、効率安定化、最終作業の後、2019年1月に最初のモジュールを生産した。現在、2.5GWのフェーズ1プロジェクトがフル稼働し、グローバル顧客向けのモジュールを生産している。フェーズ2は試運転段階にあり、近くフル生産を開始する。

過去2年間に、単結晶PERCは世界の太陽光発電(PV)モジュール市場で高い評価を得てきた。高効率PERC技術はさらに出力を強化し、効果的にBOS(基本オペレーティング・システム)コストを削減する。両面受光技術を加えれば、モジュールの裏側に単結晶PERCの利点を拡張し、発電容量を高める。現在、LONGiの単結晶セルとモジュールの容量は全てPERCであり、単面受光と両面受光の両方の製品を生産している。

LONGi Solarの李文学(リ・ウェンシュエ)社長は「当社は2019年に、急成長する世界規模の受注と当社の高効率セルおよびモジュールの容量とのギャップを認識した。LONGiジョ州工場はこのギャップを大幅に縮小するだろう。また製造以外にも、同工場は技術的・専門的成果の新製品大量生産への変革を促進する」と語った。

LONGiはまた、2020年までの45GW単結晶シリコンインゴットとウエハーの生産能力拡大計画を進め、セルとモジュールの容量を市場の需要に合わせると発表した。LONGiはソーラー単結晶技術の世界的リーダーとして、研究開発への投資を続け、製品と技術のリーダーシップを維持し、世界的グリッドパリティーのビジョンを加速する。

▽LONGiについて

2000年に創設され、2012年に上海株式市場に上場されたLONGiは、ソーラー単結晶シリコンウエハー、セルおよびモジュールの世界最大のメーカーであり、世界中に産業チェーンを持つ。LONGiは2018年末までに単結晶シリコンウエハーで28GWの生産能力、単結晶モジュールで12GWの生産能力を計画し、2020年までに単結晶シリコンウエハーの生産能力を45GWに拡大する方針である。LONGiは、世界の単結晶シリコンウエハー生産能力の38%を占め、2018年の世界のモジュール出荷で4位となった。同社は2016年、2017年、2018年の3年連続で、世界の単結晶モジュール出荷で第1位にランクされた。

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ソース: LONGi Solar