【西安(中国)2019年3月8日PRNewswire=共同通信JBN】Hanwha Q-CELLSがジンコソーラー(Jinko Solar)、REC、LONGiを相手取り、米国国際貿易委員会(ITC)に関税法337条による特許侵害の調査を申請し、同時にデラウェアの米連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を起こしたことが、報道記事を通じてLONGiの知るところとなった。
LONGiは現段階で、これに関して何らの訴訟関係文書も受け取っておらず、この出来事の前にHanwha Q-CELLSからこの件に関して何の公式の業務交渉書簡も受け取っていない。
LONGiは常に技術革新と知的財産権の尊重を非常に重視してきた。同社は現在、1000件を超える特許権を保有または申請しており、さまざまな重要太陽光発電技術で世界的な主導権を持っている。LONGiのPERCセルはセル効率で再三、世界記録を樹立している。
メディア情報の予備的分析では、Hanwha Q- CELLSが訴訟で扱っている特許ファミリーは他の研究機関から多様な移転や取引を通じて取得し、特許の共同所有者として行動している。少なくとも欧州では現在、この特許に対する複数の異議手続きが行われており、特許権の効力に関してかなりの不確実性がある。さらに技術的な見地から、LONGi製品に使われている現在の技術は係争中の特許に含まれる技術と同じではない。係争中の技術はALD技術であり、LONGiはPECVD技術を使っている。
メディア情報のさらなる分析で、訴訟はLONGiの生産と営業に重大な影響を及ぼさないと考える。しかし、LONGiは訴訟に対して積極的に対処する準備と用意がある。同社は同時に、投資家、戦略的提携者、顧客など重要な利害関係者に、この件の進展について最新情報を提供し続ける。
▽LONGi Solarについて
LONGi Solar(ロンジ・ソーラー)は高効率単結晶太陽電池セルとモジュールの世界有数のメーカーである。中国の西安に本社がある同社は日本、欧州、北米、インド、マレーシアに支社を持つ。LONGi Solarは、年末までに28GWのウエハー生産力となる単結晶シリコン太陽電池ウエハーの世界最大のサプライヤーであるLONGi Group(SH601012)の完全所有の子会社である。R&Dを非常に重視するLONGiは、太陽光発電プラントを含め、完全な単結晶シリコン・バリューチェーンで活躍している。
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