【シンガポール2019年3月1日PR Newswire=共同通信JBN】固形腫瘍の自家移植と既製の同種異系移植療法に焦点を当てた臨床病期免疫療法企業であるTessa Therapeuticsは1日、ジェフリー・H・バカルター(Jeffrey H. Buchalter)氏の社外取締役任命を発表した。
バカルター氏は30年を超えるバイオ医薬品業界の経験と腫瘍の医薬品開発・商品化の幅広い経歴を持つ。Archimedes Pharmaの取締役会会長・社長・最高経営責任者(CEO)など、多くの会長職や上級経営幹部を務めてきた。Archimedes入社の前は、NASDAQ上場のEnzon Pharmaceuticalsの取締役会会長・社長・CEO、Ilex Oncology, Incの社長・CEO・取締役だった。Pharmacia、Wyeth、シェリング・プラウの上級経営幹部も務めた。
バカルター氏の業界での指導力を示すのは、がん抑制へのコミットメントと腫瘍医薬品分野での活動に対するAmerican Cancer Society(米国がん協会)のジョゼフ・F・バックリー記念賞受賞である。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の招請でPresident's National Dialogue on Cancer(がんに関する大統領全国対話)のコラボレーティングパートナーを務め、米国National Childhood Cancer Foundation(全国小児がん財団)理事会会長でもあった。
Tessa Therapeuticsのアンドルー・クー共同創業者兼CEOは「Tessa取締役会にジェフ(バカルター氏)を迎えて喜ばしい。彼の広範な業界指導者としての経験は腫瘍の深い知識と合わせて、Tessaが次の成長変曲点に向かうに際して、非常に適任だ。ジェフの腫瘍に没頭した事業経験はTessaにとって強力な財産になるだろう」と語った。
新たな職務について、バカルター氏は「Tessaのこのような重要な段階でその成長と発展の一員となることは喜ばしい。Tessaが独占権のある技術を利用して固形腫瘍の治療で達成してきた臨床上の進展をみて張り切っている。Tessaの活力のある文化だけでなく、チームの強力な運用能力がこれを魅力ある機会にしている」と述べた。
Tessaは最近、スタンフォード大学医療センターの教授兼腫瘍内科部長のジョージ・W・スレッジ医学博士を取締役会に加えると発表している。
▽Tessa Therapeuticsについて
Tessa Therapeuticsは、固形腫瘍の自家移植と既製の同種異系移植療法の開発に焦点を当てた臨床病期免疫療法企業である。Tessaのウイルス特異的T細胞(VST)プラットフォームは、体の強力な抗ウイルス免疫反応を利用し、固形腫瘍の治療で説得力のある結果を出している。
Tessaは、VSTの特性と他の免疫腫瘍学技術を組み合わせることで、革新的な次世代療法のポートフォリオの構築を進めている。これには、鼻咽腔がん(NPC)、子宮頸がん、口腔咽頭がん、肝臓がん、肺がんを含む幅広いがんを標的とする臨床・前臨床自家移植プログラムの急速に成長する開発が含まれる。さらにTessaは、エプスタインバーウイルス(EBV)関連リンパ腫に対処する同種異系療法の開発にそのプラットフォームを活用している。
Tessaは、世界中の多くの患者を抱える医療施設にT細胞療法による治療を成功裏に届けるため、堅ろうな経営とサプライチェーンの能力を構築してきた。Tessaは、同社の学術、臨床、商業研究パートナーと共に、免疫療法によるがん治療の完全統合アプローチを作り出した。
Tessaの詳細は、www.tessatherapeutics.com を参照。
▽メディア問い合わせ先
Gladys Wong
gladyswong@tessatherapeutics.com
+65-6384-0755
Brunswick Group
Will Carnwath, Ben Fry
TessaTherapeutics@brunswickgroup.com
+65-6426-8188