新しいPVと蓄電池ソリューションを公開
【東京2019年2月28日PR Newswire】世界有数の再生可能エネルギー向けパワーコンディショナメーカーであるSungrowは、第9回スマートグリッドEXPO東京展で、新しい蓄電システム(ESS)、および日本の太陽光市場に合わせた水上PV(太陽光発電)システムを公開した。「エネルギー基本計画(Basic Energy Plan)」により支援を受けているソーラーエネルギーは、日本の再生可能エネルギーの主要な柱の1つである。Sungrowは現在、この大きな市場の需要に対応する製品を提供している。
PV-PCSシリーズでは、直流1500Vシステム、特にメガソーラーソリューションSG3400HV-MVが展示された。これは東京展で初めて紹介され、世界的にギガワット規模で展開されている。このPCSは、3レベル変換技術を採用し最高99%の最大変換効率でより高い出力を得るよう設計されている。1.5という高過積載可能を特徴とするこの特別高圧用ソリューションは、3.4MWのPV-PCS、変圧器、スイッチギアを20フィートのコンテナに統合しており、初期投資と将来の運用およびメンテナンスのコストを大幅に縮減する。特別高圧用ソリューションに補完された同社の直流1500V分散型のSG111HVは同様に展示会で幅広い注目を集めた。
SG49K5JとSG33K3Jにより主導されるSungrowのストリング・インバータへの重要な補足として、Sungrowの新しいストリング・インバータSG5K5Jは、低圧システム向けに設計されている。2つのMPPT(最大電力点追従機能)を備えたこの5.5kWストリング・インバータは、最高220%という非常に優れた過積載率を備えており、JET認証を満たしている。
日本市場の電力縮減を考慮して、SungrowはまたDC/DCリンクESSソリューションを公開した。これはDCDCコンバータ、リチウムバッテリーバンク、および高度なバッテリー管理システムの統合を特徴としている。2018年、Sungrowは日本に30MWhのPV+ESSソリューションを出荷し、24時間連続売電を実現した。720件以上の実績で、Sungrow ESSは世界中の顧客から高く評価されている。
SungrowのPV&ESS事業本部本部長のジャック・グー氏は「我々は、既存のソーラー市場、特に日本、欧州、米国における主導的な役割を強化する一方、新しいソーラー市場を開拓することを決意している。他方、日本のFIT価格(固定価格買取制度)削減が新たな危機的なポイントに達したとしても、我々はLCOE(均等化発電原価)を最大化するために技術革新をたゆまず追求し続けるつもりだ」と述べた。さらに「優れた品質と比肩するもののないサービスにより定義された当社の製品は6大陸を超えて設置されている」と付言した。
▽Sungrowについて
Sungrowは、1997年に大学教授である曹仁賢氏により創設され、以来、太陽光発電用インバータの研究開発分野で世界をリードする企業となりました。2018年12月現在、太陽光発電用インバータを主力とする世界有数のメーカーとして、累積実績79GW以上のインバータを全世界に提供しています。Sungrowは、より多くの皆様へ再生可能エネルギーの高効率化・低コスト化を図った電力導入をサポートすべく、様々なソリューションとサービスを提供致します。今後も、再生可能エネルギー産業にイノベーションを起こし、クリーンで安全な地球環境の実現と継続ができるよう、責任を持って取り組んで参ります。Sungrowに関する詳しい情報はwww.sungrowpower.com を参照。