*ダーウィン空港とアリススプリングス空港はセキュリティースクリーニングのためのCTテクノロジーを導入するオーストラリア初の空港である
【シドニー2019年2月21日PR Newswire】
スミス ディテクション(Smiths Detection)は13日、ノーザンテリトリー空港(NT)と契約を締結し、ダーウィン空港とアリススプリングス空港に高度なコンピューター断層撮影(CT)による機内持ち込み手荷物と旅客スクリーニングシステムを供給すると発表した。スミス ディテクションとの提携によって、ダーウィン国際空港およびアリススプリングス空港は、旅客スクリーニングのためにCT技術を採用したオーストラリア初の空港となる。
ノーザンテリトリー空港は空港を利用する旅客に重要インフラとサービスを提供しており、アジアの観光およびビジネス市場への隣接とノーザンテリトリーの資源セクターの強みにより、ノーザンテリトリーの経済に重要な貢献をしている。旅客の安全とセキュリティーを最優先事項に維持する取り組みの一環として、ノーザンテリトリー空港は旅行者の安全と旅客体験の両面に焦点を合わせるセキュリティー・パートナーを求めた。
ノーザンテリトリー空港のイアン・キュー最高経営責任者(CEO)は「われわれはお客様を守り、空港内の移動を容易にし、すべての人に安心を提供することを望んでいる。われわれは最善を追求しており、われわれと同じビジョンと粘り強さを共有するスミス ディテクションと提携できることを大変うれしく思う」と語った。
ノーザンテリトリー空港のセキュリティー&コンティンジェンシープランニング担当責任者であるロバート・フィリップス氏は「新しいCTスクリーニング装置は強化された機能を提供するとともに、旅客スループットを最大化する。われわれの空港は、最高の国際空港に匹敵する最先端セキュリティー技術を装備する。ダーウィンとアリススプリングスはこの最先端技術を全面装備するオーストラリア初の空港になる。これは物理的な荷物検査を少なくするだけでなく、スクリーニングポイントを通過する旅客の負担を軽くする」と語った。
スミス ディテクションは、自動トレー搬送のための自動トレー返送システムであるiLane.evoと一体化した統合保安検査の一環として7台のHI-SCAN 6040 CTiXを設置してトレーの円滑な流れを提供する。これによって、ノーザンテリトリー空港の旅客はストレスフリーなスクリーニング・プロセスを体験できる。受託手荷物のスクリーニング向けに4台のHI-SCAN 10080 XCTも設置される。これは、保安検査員により高いレベルのセキュリティーおよび運用効率を提供する。
スミス ディテクションのオーストラリア&ニュージーランド担当マネジングディレクターであるジョーダン・スラップ氏は「スミス ディテクションは空港が直面する多様なニーズを理解し、CTシステムにおける当社の世界最高の技術と専門知識を使って、旅客体験とセキュリティーを向上させることにコミットしている。ノーザンテリトリー空港と協力し、旅客にシームレスな旅行体験を実現できるセキュリティー・スクリーニングソリューションを提供できることをうれしく思う」と語った。
HI-SCAN 6040 CTiXはTSA AT-2認証とECAC EDS CB C3認証の両方を取得しており、HI-SCAN 10080 XCTは手荷物のStandard 3.1爆発物検知システムとしてECAC認証を取得した欧州連合(EU)で最高の安全基準を誇っている。
ダーウィン空港とアリススプリングス空港でのプロジェクトは2020年中期までに納入される予定。
▽スミス ディテクションについて
スミス ディテクションは、航空、港湾・国境、都市セキュリティー、防衛向けの脅威検出・スクリーニング技術のグローバルリーダーである。40年以上にわたる実績によって、われわれは爆発物、禁止武器、密輸品、有毒化学薬品、麻薬の脅威および違法通過から社会を守るために必要なソリューションを提供している。
スミス ディテクションは、ロンドン証券取引所に上場されるグローバルテクノロジー企業のスミス・グループの5事業分門の1つである。50カ国以上で2万3000人以上を雇用するスミス・グループは先端技術の実用化における世界リーダーであり、脅威・密輸の検知、医療機器、エネルギー、通信の世界市場向けに製品とサービスを提供している。
詳細はウェブサイトhttp://www.smithsdetection.com を参照。
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(日本語リリース:クライアント提供)