【珠海(中国)2019年1月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*著名デザイナーが中国の珠海に集合:イノベーションが産業の振興を促進
Zhuhai Design Week Academic Committee(珠海デザインウイーク学術委員会)は1月24日、Zhuhai International Convention & Exhibition Center(珠海国際会議・展示センター)で創立会議を開催した。参加者は中国中央美術学院学術委員会の副ディレクターであるワン・ミン氏、ユネスコICCSD(International Center for Creativity and Sustainable Development、創造性と持続可能な開発のための国際センター)のエグゼクティブディレクター、チェン・ドンリャン氏といった数人の学術関係者、Zhuhai Huafa Groupからの代表者、Zhuhai Design Weekの主催者、学術委員会事務局メンバーの面々である。
会議では学術議長のワン・ミン氏が委員会の背景、メンバー、そしてZhuhai Design Weekの学術的な位置付けを紹介した。このイベントの主催者であるHuafa Groupの代表者、シー・シャオレ氏はメンバーに任命状を発行し、委員会事務局長のマー・チェンフェン氏は2018年のイベントを振り返りながら2019 Zhuhai Design Weekについて同氏の期待を述べるスピーチをした。
▽著名デザイナーが珠海に集まって注目を集めるシンクタンクを形成
ワン・ミン氏は会議で委員会の背景とメンバーについて詳しく説明した。同氏は、この委員会は高度な学術的交流プラットフォームとして機能するよう設立され、その目的はイベントの高度な学術的品質を継続的に維持しながら、そして珠海のデザイン産業をさらに発展させるリソースを統合するという流れの中で、組織を向上・強化し、コンテンツとZhuhai Design Weekのブランドの位置付けを増進することであると述べた。
学術委員会は1人の学術議長と8人の学術メンバーで構成されており、その誰もがデザインあるいはデザイン関係の産業で際立った実践者である。それに含まれるのは上記のワン・ミン氏とチェン・ドンリャン氏のほか、次の通りである。International Council of Design(世界デザイン評議会)会長のデービッド・グロスマン氏、Hong Kong Federation of Design Associations事務局長のリュー・シャオカン氏、URBANUS創立者のリュー・シャオドゥ氏、Wu Yong創立者のマー・ケ氏、Faculty of Humanities and Arts at Macau University of Science and Technology(マカオ科学技術大学人文芸術学部)副学部長のマー・チュアン氏、Teaching of Industrial Design at the Ministry of Education(教育部産業設計講義)小委員会副ディレクターのトン・フィミン氏、Beijing Design Week(北京デザインウイーク)組織委員会事務局副ディレクターのワン・ユドン氏
Zhuhai Design Weekの学術委員会はその高度な学識、幅広く取り扱う学問領域、地域的網羅性の深さにより卓越している。委員会の学術レベルに関しては議長でYangtze River Scholar教授に指名されたワン・ミン氏(中国美術学院の元学長で現在は同学院学術委員会の副ディレクター)に加え、中国トップのファッション、産業、建築デザイナー、アジアで最も有名なグラフィックデザイナーとアーティストの数人、デザイナーの世界最大組織のリーダーが含まれている。専門分野については、委員会メンバーは産業、建築、ファッション、芸術デザイン、デザイン教育研究と生産管理を含む異なった幾つかの分野の出身である。地域的な網羅性では、委員会メンバーはニューヨーク、北京、広州、深セン、香港、マカオを含む世界をリードするデザインセンターの幾つかからの出身である。彼らの取り組みの結果、デザイン産業は協力と交流の機能を確立した。そこでは国内外の重要地域の間で高品質な対話と協力が生まれ、デザイン産業がグローバルに集結することを推進している。
会議では、Huafa Groupの代表でイベント主催者であるシー・シャオレ氏が上記の専門家たちに、Zhuhai Design Weekのロゴが期されたユニークな任命状を発行した。
▽専門家と学者は発表と討論を通して湾岸圏の設計分野に向けた青写真の進展に寄与
Zhuhai Design Weekの学術委員会は1月24日の午前9時から午後6時まで、3つの上級セミナーを開催した。それは準備と設立のためのセミナーとZhuhai Design Centerのセミナーである。専門家と学者が討論の場での発表と関与を伝え、広東・香港・マカオ大湾岸圏(以下「湾岸圏」)の設計分野に向けた大きな青写真の開発に貢献した。
午前中、委員会メンバーは最初に湾岸圏と珠海の地域的固有性とともに社会・経済開発の状況を討論した。彼らが確信したのは、珠海がデザインウイークを開催するのに適切な場所であることに加え、同地が委員会の確立を通し、デザイナーにとって世界最高の社会集団を構築したことである。Zhuhai Design Weekの特徴、位置付け、意義についての討論の後、メンバーは3つの案を提唱した。それは高品質な設計プロジェクトの成功を実証し、事業と製品の変革に力を与えるプラットフォームを提供するために、設計コミュニティーと広範な中小企業の結び付きを強めること、全世界のデザイン産業の拠点においてデザイナーの対話とコミュニケーションの数を増やして湾岸圏の設計産業連合を確立し、世界に拡大してリソースを取り込む窓とすること、そして提携大学によるデザインと研究の取り組みの紹介と商業化を加速することである。
委員会は午後、Zhuhai Design Centerプラットフォームを構築する考えを提案した。そのプラットフォームを通して国内外の革新的リソースに関係するハイエンド製造業とデザイン関連事業を誘致することが目的で、珠海と湾岸圏全体の製造、ファッション、旅行部門の変革を推し進める。
委員会は専門知識、リソース統合と協力について、お互いを補完する方法について合意した。それはZhuhai Design Weekを開催してデザイン部門からのリソースを取り込むことに協力し、革新的かつ人間中心的な考えでテクノロジーとデザインを統合する方法を策定することである。それが目的とするのは真に経済が先導する産業イノベーションを基礎にしたハイエンド製造と現代的サービスの深い統合を促進し、産業集積と珠海の第2世代企業家の開発に寄与して同地域のデザイン関連部門の繁栄につなげ、現地の人々が望むより良い生活への高まる期待をさらに満たすことである。
▽委員会事務局長が2018年のイベントを振り返り、2019 Zhuhai Design Weekへの期待を述べる
委員会事務局長のマー・チェンフェン氏はセミナーの中で2018 Zhuhai Design Weekを振り返った。このイベントの初回は22の双方向イベントに加えてデザイン博覧会、基調対話、同時進行フォーラムなど10のセッションで構成され、全世界10カ国以上から1000人以上の上級デザイナーを引き付けた。とりわけデザイン博覧会は会場で25万人超、オンラインで20万人の訪問者を引き付け、さらには現地訪問の高い評価も得て主催者の期待を上回るものになった。
2019 Zhuhai Design WeekはHuafa Groupが再び主催する。主催者は昨年も訪問者に好評だったセッションも行いながら、新中国の成立70周年、中国へのマカオ返還20周年といった幾つかの新トピックをイベントに加える予定であり、業界から大きな期待が寄せられている。
委員会は主要な専門シンクタンクをまとめ、トップレベルのデザインリソースに接点を提供して湾岸圏の設計部門の開発を促進する流れの中、この地区の優れた設計実績を確認する予定だ。それに加えて委員会を確立させることは珠海が湾岸圏で有数の重要デザイン拠点になることに役立つ年次デザインイベントの2019 Zhuhai Design Week開催に向けた健全な基盤になると予想されている。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190125/2356923-1
ソース: Zhuhai Huafa Group