【西安(中国)2019年1月18日PRN】LONGi Solar(ロンジ・ソーラー)は18日、同社の新しい単結晶シリコンPERC太陽電池セルが、商用ウェハサイズを使用したものとしては初めて変換効率24%を超える世界記録を樹立したと発表しました。
※PERC:Passivated Emitter and Rear Cell(裏面不動態型セル)
変換効率の測定は、中国の認証試験機関であるNational Center of Supervision and Inspection on Solar Photovoltaic Product Quality(CPVT)によって実施され、標準的なサイズのウェハ(156.75mmx156.75mm)から作られた最新かつ画期的な両面発電単結晶シリコンPERC太陽電池セルのサンプルは、標準試験条件(STC)下でのI-V曲線特性測定により、表面の変換効率24.06%を達成しました。
LONGi Solar社長の李文学(リ・ウェンシュエ)は、「LONGi Solarは世界の太陽光発電市場に高効率の製品を供給し続ける能力を実証として、PERC太陽電池の変換効率の世界記録の樹立と共に飛躍してきました。そして、太陽電池変換効率の新記録は当社のR&D投資の成功を裏付けるものであり、近年の業界のベンチマークとなりました。」と語りました。
LONGi Solarは2017年4月に、実際の量産に広く用いられてきたセレクティブエミッタ技術に基づいて、単結晶シリコンPERCセルの変換効率22.17%(CPVT試験)を報告しました。またそれは、中国の太陽光発電普及プログラム「トップランナー」第3フェーズの供給要件を十分に満たすものでした。
2017年10月には、商用サイズの単結晶シリコンPERCセルの22.71%という世界記録を樹立し、フラウンホーファーISE(Fraunhofer-ISE)が記録していた22.61%を破りました。また、同月にマルチバスバー(MBB)テクノロジーによってセル変換効率は23.26%(CPVT試験)に上昇し、23%の壁を初めて破りました。
そして、2018年8月には、両面発電P型単結晶PERC太陽電池で、中国国内最高となる23.11%の変換効率を実現しました。
LONGi SolarのCell R&D部門担当副社長のDr.李華(リ・フア)は「商用サイズの単結晶PERC太陽電池の効率が24%を超えたのは初です。LONGi Solarは過去3年間続けてPERC技術に基づくHi-Mo製品を3世代開発し、業界内で高効率PERC技術の効率と信頼性のベンチマークになりつつあります。」と述べました。
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(日本語リリース:クライアント提供)