【テルアビブ(イスラエル)2019年1月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*業界で最も正確な自動車の知覚システムは今、R-Car V3Hシステム・オン・チップで展開
自律走行車の周辺環境における諸要素の知覚を劇的に高める-現在、利用可能な他のソリューションの能力を大きく上回っている-次世代の「Autonomous AI(自律人工知能)」の開発会社であるCortica(www.cortica.com )は8日、全自動車産業にわたる先進運転者支援システム(ADAS)および自動運転(AD)のアプリケーションの大規模展開への道を開く画期的なマイルストーンを発表した。
よりスマート、より安全、より優秀な自律走行車を可能にするCorticaの「Autonomous AI」ソリューションは、自動車産業向け処理装置の世界有数のメーカーであるルネサスから入手できる新しいR-Car V3Hシステム・オン・チップのソリューションに組み込まれる。Corticaは、人間が経験する方法を模倣し、その周囲の世界を取り込むための「教師なし学習」手法を利用した次世代の「Autonomous AI」の開発会社である。
Corticaは、ルネサスと協力して同社の先進的なプラットフォーム製品の展開を速やかに開始し、フロントフェーシング・カメラにはCorticaの最新鋭のコンピューター・ビジョン・システムを利用する。Corticaは、Corticaの技術のローコンピュート特性を活用し、ルネサスのR-Car V3H SoC(システム・オン・チップ)で直接入手可能な現在および未来の全てのADAS機能に対して最も正確な中心知覚エンジンを提供する。この協力の取り組みは初めて、ADASのために並ぶもののない精度とパフォーマンスレート、より迅速な反応時間、全般的な安全性向上を備えた最も強固で拡張性のあるオープンプラットフォームの知覚ソリューションを取り入れる。CESでのCorticaによるこのソリューションの発表は、比類のない実行時間でルネサスのチップにおいて直接動く新世代のより安全、よりスマート、より「気づく」車を実演する。
Corticaのイガル・ライヘルガーズ最高経営責任者(CEO)は「CorticaのAutonomous AI技術のR-Car SoCへの統合により、われわれはADASおよびAVに対する既存のSafety per Wattの技術的障壁を乗り越えた。さらに、われわれの知覚ソリューションは、従来の深層学習の3つの主要な致命的問題、すなわち(1)師なし学習に基づくエッジケースの方法論的カバレッジ、(2)AI(説明可能なAI)への可視性、(3)更新可能性とオンライン学習-に対処している」と語った。
ルネサスエレクトロニクス株式会社のAutomotive Technical Customer Engagement DivisionのVice Presidentであるジャンフランソワ・シュトー氏は「フロントカメラへの市場機会は急成長しており、顧客はオープンで実績のあるソリューションを切に求めている。ルネサスは、Corticaのような革新的な市場関係者と協力することにより、エンドツーエンドのルネサス自律プラットフォームを最適化しており、全体的に業績基準を高めるため、当社の高性能、低出力の技術を利用し、フロントカメラ向けのAutonomous AIを促進する」と語った。
▽Corticaについて
2007年にイスラエルで創設されたCorticaは、次世代のAutonomous AI(自律人工知能)を開発してきた。その手法は非常に複雑だが、前提は驚くほど単純であり、乗り物の使用可能性のthatus1は自ら考え、学ぶ。Corticaの「Autonomous AI」モデルは、人間が経験し、その周囲の世界と交流する方法を再現する教師なし学習の手法に基づいており、それにより、自動車(および全ての乗り物)は情報を学習し、予測し、推定することができる。Autonomous AIは、全自動車業界のために自律走行車の安全性と効率性のレベルを上げる。同社は現在、自動車、金融、警備、工業の各業界のニーズに応えることに重点を置いている。Corticaは、同社のAutonomous AI方式に関する発明で200以上の特許を持っており、AI業界におけるIP(知的所有権)のリーダーになっている。テルアビブに本社、ニューヨーク市に事務所があり、Corticaの従業員には、優れたAI研究者、エリートのイスラエル軍情報部隊の退役軍人が含まれている。
▽問い合わせ先
Scott Eisenstein
scott@sepr.co
+1 212 810 6544