北京、2019年1月4日/PRニュースワイヤー/ --
中国中央ラジオテレビ総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)の慎海雄台長が1日、海外の視聴者向けに新年の挨拶を発表した。
慎台長は、「世界に中国を伝え、中国に世界を伝えて、世界各国の人々と理解や友情を深める。これはかねてからのCMGの初心と使命である。2019年は、新中国の成立70周年にあたり、CMGは報道を通じて、リアルで全方位かつ全面的に、新時代の中国を視聴者の皆様にアピールしていきたい」と語っている。
挨拶の全文は以下の通り:
親愛なる友人の皆様
明けましておめでとうございます。
本日、中国中央ラジオテレビ総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)を代表いたしまして、海外の視聴者の皆様に新年のご挨拶をさせていただきます。
1300年以上も前、中国唐代の詩人・王勃は、友人の杜氏を見送る際に「海内存知己(かいだいちきを そんすれば)、天涯若比隣(てんがいもひりんのごとし)」(世界に理解し合える友がいれば、天の果ても隣のようだ)という詩を書き残しました。今、私の気持ちはまさにこの詩のとおりです。
皆様にとりまして、CMGは真新しいメディアかもしれません。去年3月、メディアのグローバル化傾向に応えるためにCMGが発足しました。皆様お馴染みのCRI(中国国際放送局)、CCTV(中央テレビ局)とCNR(中央人民ラジオ局)の3局の統合により生まれたものです。その際に、アルゼンチンから視聴されているリカード・ウエルタ様からSNSで「中国中央ラジオテレビ総台の発足おめでとうございます。このおかげで今までどおり中国に親しみや輝きを感じています。また、友情の力を改めて知りました」とのお便りをいただきました。
古い友人と新しい友人の心のこもった励ましに感謝いたします。おかげさまで、初心を忘れずに新たな仕事に励むことができます。新しく発足したCMGは、今後も「世界に中国を伝え、中国に世界を伝えて、世界各国の人々と理解や友情を深める」という使命を担っていきます。皆様にご満足いただけるよう、これからも一層努力してまいりたく存じます。
習近平国家主席は「中国の発展は世界とは切り離せないもので、世界の繁栄も同様に中国を必要とする」と述べました。過去1年間、我々は世界との交流を深めるため、カメラ、マイク、そしてペンで努力してきました。改革開放40周年記念大会、初めての中国国際輸出入博覧会、「中国・アフリカ協力フォーラム」などの報道が幅広く注目され、我々は正義に基づいて発言し、断固として公平と正義の声を発しています。貿易の自由化や経済統合の推進について、態度を明らかにし理性的に対応しています。また、APECやG20などで絶えず中国の原則や立場を表明し、大きな賛同を得ました。
そして、海外とのつながりに力を入れ、「中露モバイルメディア・プラットフォーム」や、中国語とイタリア語の「中意」、中国語と日本語の「中日通」、中国語とスペイン語の「中西通」などといったニュースアプリを開発し、より利用しやすくしています。
また「上海協力機構に『いいね』を」、「上海輸入博で会おう」などのオンラインイベントを通して各国のファンをさらに増やしました。世界とのコミュニケーションにも力を入れ、「ボアオ・アジア・フォーラム・アジアメディアサミット」、「虹橋国際ビジネス・メディア及びシンクタンク フォーラム」は全世界のメディアに注目されました。「アフリカでの中国映画活動」、「中国劇場」、「中国ファンの私」なども展開し、中国ファンの外国人が一段と増えました。
今年は、中華人民共和国の成立から70年という節目の年を迎えます。CMGは視聴者の皆様にリアルで全方位かつ全面的に新時代の中国を伝えていきます。新たな一年に、内容盛りだくさんの充実した番組をお届けし、中国が「世界平和の建設者、グローバル発展の貢献者、国際秩序の維持者」であることを実証できるように励んで参ります。また、5GやAI、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなど最新の技術を駆使して、ハイクオリティーな発展、さらに飛躍的な発展を実現するよう努力し、世界一流のメディアを目指して参ります。
我々の古い友人であり、『習近平:中華民族復興の夢の実現に努力する人』を執筆したロシア漢文学者、タブロフスキー氏は、「中国が掲げた人類運命共同体の構築は、世界の発展へ道筋を示すものであると信じている」と語りました。確かに地球はたった一つであり、各国が一つの世界に集っています。人類運命共同体への構築や持続的かつ恒久的な平和を建設し、安全を広め、共に繁栄し、開放的でクリーンな世界を築くために頑張りましょう。
改めて祝福を申し上げます。ご清聴ありがとうございました。
(日本語リリース:クライアント提供)