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ONVIFが高度なビデオストリーミングを実現するプロファイルTをリリース

ONVIF
2018-12-13 09:00 1473

カリフォルニア州サンラモン発 - 2018年12月13日。/PRNewswire/ -- IPベースの物理的セキュリティ製品の国際標準化イニシアチブをリードするONVIF®は、高度なビデオストリーミング機能とメタデータストリーミングおよびアナリティクスに対応する拡張機能を備えた新しい仕様であるプロファイルTの最終リリースを発表しました。プロファイルTは、H.265の動画圧縮をサポートし、高解像度カメラからの画像ストリームを従来より効率的に処理します。

プロファイルTの登場により、ONVIFはH.265とH.264両方の動画コーデックをサポートする、新しいメディアサービスを採用します。業界は進歩し続けており、ONVIFはこのメディアサービスにより、新しい動画および音声コーデックを必要に応じて、容易に組み込めるようになります。プロファイルTは圧縮率がより高いH.265をサポートするので、ハードドライブ上で必要なストレージ容量と帯域利用が減少し、システム所有コスト全体が下がります。

「プロファイルTは、ONVIFがどれほど技術進歩を仕様に取り入れ、変化し続けるこの業界の要件に対応しているかを示す好例です。」と、ONVIF組織運営委員会の委員長のパー・ビョルクダール氏は述べています。「プロファイルTはH.265のサポートに加え、アナリティクス、メタデータストリーミング、およびその他の重要な機能を標準化して、エンドユーザー、システムインテグレーター、コンサルタントに関連する、現在と未来の市場要件を満たします。」

新しいプロファイルTの特長として、双方向音声ストリーミングがあり、音声入力とカメラからの出力をサポートします。プロファイルTは標準化されたイベントタイプを使用することによって、ビデオマネジメントシステムやその他のソフトウェアクライアントが1組のイベントを使用して、メーカーに関係なく、すべてのカメラをサポートできるようにします。イベントには改ざん、デジタル入力、リレー出力などのアラートが含まれます。プロファイルTでは、アナリティクスサービスにより、コンディショナル機能のモーション範囲検知設定を使用し、画像の特定の部分を選択して分析することもできます。プロファイルTはさらに、アナリティクスとイベントを含め、メタデータのストリーミングも扱います。

2008年に設立されたONVIFは業界をリードする有名なフォーラムで、IPベースの物理的セキュリティ製品の相互運用性を促進しています。ONVIFでは、カメラ、ビデオ管理システム、アクセス制御の分野における世界有数の加盟企業に加え、10,000を超えるプロファイル対応製品を有しています。プロファイルS(ビデオストリーミング)、プロファイルG(録画と保存)、プロファイルC(物理的アクセス制御)、プロファイルQ(改良された簡単なセットアップ機能)、プロファイルA(より幅広いアクセス制御の設定)、およびプロファイルT(高度なストリーミング)とともに、ONVIFは引き続き会員と取り組み、ONVIFに対応する製品を提供できるIP相互運用ソリューションを増やしていきます。

ONVIF対応製品の詳細情報(ベンダーと対応モデルを含む)は、ONVIFウェブサイト(www.onvif.org)でご覧いただけます。

報道関連のお問い合わせ先:

アンドリア・グラル (Andrea Gural)

エクリプス・メディア・グループ (Eclipse Media Group)
ONVIF担当

電話: +1.207.233.7507
電子メール: agural@eclipsemediagroup.net

ONVIFについて

ONVIF®はグローバルでオープンな業界フォーラムであり、IPベースの物理的セキュリティ製品の相互運用性の確保と統合の促進を目的に、それら製品間の通信の標準化に取り組んでいます。ONVIF2008年に設立され、IPベースの物理的セキュリティ製品のグローバルなオープンスタンダードを開発しています。会員企業には、メーカー、ソフトウェア開発者、コンサルタント、システムインテグレーター、エンドユーザー、ONVIF活動への参加を希望するその他の利益団体が含まれます。

ソース: ONVIF
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