【ジャカルタ(インドネシア)2018年12月12日 PR Newswire=共同通信JBN】PT Pupuk Indonesia(Persero)(http://pupuk-indonesia.com/en/layanan )の関連会社でEPCC(Engineering、Procurement、Construction、Commission)(設計、調達、建設、試運転)サービスを提供するPT Rekayasa Industri(Rekind)(http://www.rekayasa.com/ )はPT Pertamina(Persero)を通し、政府からの発注を遂行する仕事を再び委託された。
この受注の許諾は「バリクパパンRDMP ISBL-OSBL EPCプロジェクトに向けたPT Pertamina(Persero)と合弁事業体(JO)間の契約」に調印したことにより発効した。契約の調印は2018年12月10日、Jl. Medan Merdeka Timur 1A, Central JakartaにあるPT Pertaminaの本社オフィスで行われた。
3社の大手EPCとインフラ企業とともにJOに参加するRekindはRDMP プロジェクトRU-V バリクパパン向けのEPCバッテリーリミット内部(ISBL)とバッテリーリミット外部(OSBL)を落札し、指名を受けた。
Rekindのプレジデントディレクター、ヤヌアル・ブディ・ノルマン氏は「インドネシアのエネルギー・レジリエンスを実現する政府プログラムに参加する信頼をPT Pertaminaから寄せられて誇りに思う。この信頼に対する感謝の印として、当社はさまざまなイノベーションを通してベストを尽くし、国家に最適な利益を提供することを約束する」と述べた。
RU-VバリクパパンRDMPのEPCバッテリーリミット内部(ISBL)とバッテリーリミット外部(OSBL)プロジェクトでは、JOはいくつかの分野に集中する。それは残留物(低価値製品)を高品質燃料へと処理すること、硫黄成分を低減してディーゼル燃料の品質を向上し、環境に優しくすることなどを含む。また、ガソリンの品質を、より環境に優しくなるよう向上させることとともに、ハイオク燃料油(BBM)も生産する。
Rekindは以前もインドネシアの製油所開発に参加しており、同社が政府からこのように大きな信頼を寄せられるのは初めてのことではない。また、Rekindは西ジャワ州バロンガン製油所におけるBlue Sky Balongan Projectを通し、インドネシア初の無鉛油処理施設の開発にも参加していた。これにより、インドネシアはもはや助成金が支給されない石油燃料を輸入する必要性がなくなるという新たなマイルストーンになった。
Rekindは2008年にバロンガン製油所で、PertaminaのResidue Catalytic Cracking Off gas to Propylene Project(ROPP)に取り組んだ。このプロジェクトは製油所で発生する使用されない排気ガスを高価値のプロピレン(プラスチック原料)に転換するものである。さらに、インドネシアが輸入するプラスチック原料を50%減らしたことで、ROPPは経済活動にプラスの影響を及ぼした。というのも、インドネシアはそれ以来、世界初のRCCオフガスをプロピレンに変換する技術を所有したからである。このプロジェクトはポリプロピレンや他の派生分野などの石油化学産業を活性化する。
さる2016年、RekindはRU VIバロンガン製油所への海中パイプラインと一点係留(SPM)パイピングである海中パイプラインの開発を行うようPertaminaから指名された。SPMは沖合の浮遊式施設であり、貯蔵用船舶を係留したり、係留した船舶から、あるいはそこに、石油を流すためのものだ。Rekindは2007年、Pertaminaが所有するバロンガン製油所ユニット(RU)VIでRevamp Residual Catalytic Cracking(RCC)生産ユニットの最初の設置にも参加した。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20181211/2323491-1
ソース:PT Rekayasa Industri (Rekind)