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Banmaが「インターネット・コネクテッド車両の運用1年目を開始」

Banma
2018-11-21 17:18 1140

自動車メーカーの営業利益は5年以内に、従来の自動車メーカーを超えないまでもそれに追いつく

【上海2018年11月21日 PR Newswire】

11月8日、Banma Technologiesのハオ・フェイ最高経営責任者(CEO)は、1カ月間のプロモーション「Hi Banma」の開会式で「Banmaは今日、インターネット・コネクテッド車両を運用する1年目を開始する」と述べた。

1カ月のプロモーション期間中、中国全土60万人のインターネット・コネクテッドカーのオーナーはインテリジェントパーキング、スマート給油、交通監視、マイカー旅行、イーコマースという5つの主要事業が提供する多くの便利なサービスを楽しめる。さらに、Banmaはインターネット・コネクテッドカープラットフォームに頼って、ドライバープロフィール、シナリオ・エンジン診断などの体系的管理ツールの完全セットを自動車メーカーに提供し、運用価値の向上に寄与する。

ハオ・フェイは「プロフィット・プールの転換に従って、自動車産業の利益の源泉が変わるだろう。自動車メーカーの営業利益は5年以内に、伝統的な利益モデルにおける営業利益を超えないまでもそれに追いつくだろう」と述べた。

「変革」が自動車産業のキーワードに

China Passenger Car Associationの統計によると、10月最初のわずか3週間で中国の国内乗用車販売は前年比で23%下落した。中国の乗用車市場は今年、1990年以来で初めて年間売上高が減少すると業界では一般的に予想されている。

こうした状況を受け、「変革」は来年の自動車産業全体でのキーワードになるだろう。従来の自動車メーカーは以前、「旅行サービスプロバイダー」という似たような言葉を使って自社のリブランドを試みたが、その従来の自動車メーカーはドライバーとコネクトする方法について2、3の成功例を主張できるだけである。

ハオ・フェイ氏はこれについて「自動車メーカーは重点を売上高からアクティブユーザー数、ユーザー転換率その他の基準に転換し、インターネット・マインドを持つ必要がある」と述べた。同氏は、AliOSオペレーティングシステムを使うことで、Banmaは自動車メーカーのためにドライバーを理解し、ドライバーに注目し、ドライバーに仕え、ドライバー情報を活用するツールを構築でき、それにより自動車メーカーは新たな収入源を生みだすビジネスモデルを作ることができると述べた。

Banmaは新しい自動車エコロジーを構築してインターネット・コネクテッド車両の運用1年目を開始

AliOSに基づくBanmaオペレーションシステムは現在、Roewe、MG、Maxus、Dongfeng Citroen、フォード、Qorosといった多くの自動車メーカーに展開されている。Banmaは自動車ハードウエアのすべての仕様に対応する標準ソフトウエアプラットフォームも構築中である。オープンプラットフォームとしてのビジネスフォームやトップレベルのイノベーション能力、継続的な運用価値をもって、Banmaはこのほど最初の資金調達ラウンドで16億元以上(約2億3000万米ドル)を調達した。

Banmaはそのソフトウエアプラットフォームに基づいて、車両の運用管理に関係する各シナリオにおけるサービスを引き続き充実する。同社は2017年にスマート給油とインテリジェントパーキングなどのサービスを開始し、自動車産業を純粋な製造からドライバー中心の運用へ展開した。スマート給油は中国26の省と地域の102都市で2000以上のガソリンスタンドを設営し、インテリジェントパーキングは200都市の8000カ所以上でサービス展開構成へと統合された。Banmaは最近、Fliggy(アリババのオンライン旅行代理店)とともに「Future Scenic Spot」を開始し、3年以内にそうしたエリアを1000以上に増やす計画である。

また、BanmaはAliOSと提携して新しい自動車エコロジーを構築している。ハオ・フェイ氏は、次の段階では、双方が完全なテクノロジーオープンプラットフォームを提供し、より多くの外部エコロジーを導入するとともに、Banmaオペレーションシステムの軽量化と小型化を実現することにより、自動車メーカーがパーソナライズされた開発と独立したエコロジーの構築を行えると述べた。

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Banma