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Grabがマイクロソフトとの戦略的クラウド提携を強化、東南アジアでのデジタルサービスのイノベーションと普及を推進

Microsoft Corp.
2018-10-24 07:16 2051

【シンガポール、レドモンド(米ワシントン州)2018年10月24日PR Newswire=共同通信JBN】

*GrabはMicrosoft Azureを同社推奨クラウドプラットフォームとして採用

*マイクロソフトはGrabに戦略的投資を行う

*5年間の協定によって、両社はビッグデータ、人工知能、モビリティーソリューションを含め広範なテクノロジープロジェクトで協力

マイクロソフト(Microsoft Corp.)と、オンデマンド交通、モバイル決済、オンライン・ツー・オフライン(O2O)サービス・プラットフォームにおける東南アジアのリーダーであるGrabの両社は戦略的提携を発表し、機械学習をはじめとする人工知能(AI)能力におけるマイクロソフトの世界クラスの専門技術を活用することによって、東南アジアでデジタルサービスおよびモビリティーを変革する。両社の広範な提携の第1歩として、GrabはMicrosoft Azureを同社推奨クラウドプラットフォームとして採用し、マイクロソフトはGrabに戦略的投資を行う。

 

 

Ming Maa, president of Grab together with Peggy Johnson, executive vice president of Microsoft.
Ming Maa, president of Grab together with Peggy Johnson, executive vice president of Microsoft.

Grabのミン・マー社長は「今回の提携は、ビッグデータ、人工知能を含む多数の技術プロジェクトでマイクロソフトと緊密な協力を行うきっかけとなり、東南アジアでの日常サービスとモビリティーソリューションを変革する。世界の技術リーダーであるマイクロソフトによるGrabへの投資は、東南アジアの有力なテクノロジー企業としての当社の地位を浮き彫りにするものである。われわれはマイクロソフトと提携して、ユーザー向けのオンデマンド交通およびシームレスなオンライン・ツー・オフライン体験を強化することを追求していく」と語った。

マイクロソフトのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるペギー・ジョンソン氏は「Grabとの提携によって、急速に進化する業界と成長地域の両方にとっての新しいイノベーション機会が開かれる。われわれは協力して顧客体験を変革するとともに、安全で安価な交通、食品およびパッケージ配送、モバイル決済、金融サービスでGrabに依存している数百万のユーザー向けデジタルサービスの提供を強化できることを大変うれしく思う」と語った。

東南アジアで1位のオンライン・ツー・オフライン・プラットフォームであるGrabは東南アジア地域の8カ国235都市で事業展開し、GrabのデジタルウォレットであるGrabPayは東南アジアをリードするプレーヤーである。

Grabは今回の提携を通じて、Microsoft Azureを同社の推奨クラウドプラットフォームとして採用し、マイクロソフトのインテリジェントクラウドとAI能力を活用してGrabのプラットフォームを効果的に拡大するとともに、その能力と機能を向上させる。両社は今回の提携を通じて、Grabのユーザー、ドライバー・パートナー、小売店、代理店向けのGrab体験を向上、変革する数多くの革新的な大型テクノロジープロジェクトを探求する。これらの特別な革新的プロジェクトは以下の通り。

▽ビッグデータ、AI、機械学習

*乗客およびドライバーの安全とセキュリティーの向上を支援するため、Grabはマイクロソフトと協力し、IDチェックの代わりとして選択したドライバーおよび乗客を対象にしてドライバーおよび乗客の身元確認と予約の照合に役立つ内蔵AIによるモバイル顔認識など新しい認証メカニズムを研究する。

*GrabはMicrosoft Azureのデータ分析および不正検知サービスの活用を探求し、Grabのプラットフォームにおける不正取引の予知・防止を向上させる。

*両社はマイクロソフトの自然言語処理能力を活用して文脈に沿ったリアルタイム翻訳を顧客に提供するとともに、AIチャットボックスを開発し、Grabユーザーがインタラクティブな体験に携わることを計画している。

*マイクロソフトの機械学習およびAI能力は、ユーザーのデータおよび行動を分析するGrabの高度な「リコメンデーション・エンジン」を強化し、Grabアプリケーションを通じてパーソナライズされたサービスおよびコンテンツ・リコメンデーションを提供するために使用される。

*Grabはまたマイクロソフトと協力して、ユーザーおよびドライバー・ピックアップ体験を向上させるイメージ認識およびコンピュータービジョン・テクノロジーも研究することを計画している。例えば、乗客は現在位置の写真を撮影し、それをドライバー向けに実際の住所に変換することができる。

*マップ作成と品質を向上させるため、Grabはマイクロソフトの機械学習能力を活用することを計画している。

▽他の分野における提携

*Microsoft Outlookインテグレーション:Grabはオンデマンド交通の予約オプションをOutlookユーザーに提供し、ユーザーはアプリケーションで直接、乗車をシームレスに登録し、カレンダーのリマインダーでアラートを受けることができる。

*Microsoft Kaizala:Grabは多人数グループの通信および仕事管理向けのモバイルアプリ・サービスであるマイクロソフトのKaizalaを試用し、Grabの顧客サービスチームの効率と効果の向上を図る。

*車載ソリューション:両社は、車載エンターテインメントおよび生産性ソリューションの東南アジア全域展開で協力する。

*特典の統合:マイクロソフトは、Microsoft Rewards Gift CardをGrab Rewardsロイヤルティープログラムに統合することを目指す。

▽Grabについて

Grabは東南アジアで最も頻繁に利用されるO2Oモバイルプラットフォームであり、通勤、食事、買い物の配送、さらに1つのeウォレットでの決済など、消費者にとって一番重要な日常サービスを提供する。Grabは東南アジアのすべての人がデジタル経済から恩恵を受けるべきであると考えており、同社は安全で安価な輸送、食品・パッケージ配送、モバイル決済、金融サービスへのアクセスを提供する。Grabは現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアでサービスを提供している。詳細はウェブサイトwww.grab.com を参照。

▽マイクロソフトについて

マイクロソフト(Nasdaq "MSFT" @microsoft)はインテリジェントクラウドおよびインテリジェント・エッジの時代に向けたデジタルトランスフォーメーションを実現する。同社の使命は、地球上のあらゆる人々、あらゆる組織がより多くを達成するように支援することである。

▽編集者注意

マイクロソフトについての詳しい情報、ニュース、展望はマイクロソフト・ニュース・センター(http://www.microsoft.com/news )を参照。ウェブサイトのリンク、電話番号、肩書きは本リリース発表時には正確なものだが、その後、変わった可能性もある。さらにアシスタンスが必要な場合、ジャーナリストやアナリストはマイクロソフトのRapid Response Teamまたは以下の適切な連絡先に問い合わせを。

http://news.microsoft.com/microsoft-public-relations-contacts

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ソース:Microsoft Corp.

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