【東京、北京、トロント 2018年8月23日PR Newswire=共同通信JBN】:グッドマングループ(以下「グッドマン」もしくは「グループ」)とカナダ年金基金投資委員会(以下「CPPIB」)は、グッドマン・チャイナ・ロジスティックス・パートナーシップ(以下「GCLP」もしくは「パートナーシップ」)に対し、キャピタルコミットメントの総額を50億米ドルに引き上げることを決定しました。増額の配分はパートナーシップのエクイティ構成比に準じて、CPPIBが80%に相当する14億米ドル、グッドマンが20%に相当する3億5,000万米ドルをそれぞれ出資します。
中国の優良立地で開発するハイクオリティな物流不動産への投資を目的として2009年に組成されたGCLPは、主要なゲートウェイ都市における開発主導の戦略が奏功し、有機的な成長を続けてきました。本パートナーシップのポートフォリオは33棟の先進的な物流施設で構成され、総面積は250万平方メートル、現時点の入居率は99%となっています。
グッドマングループCEOの Greg Goodman氏は、次のように述べています。「中産階級の拡大、Eコマースの躍進、テクノロジーの急速な進化を背景に、中国はグッドマンにとって重要な成長市場となりました。長きにわたるパートナーであるCPPIBとともにキャピタルコミットメントを増額することにより、中国における多くの成長機会を獲得するための潤沢な資金を確保できます。」
CPPIBのアジア不動産投資部門統括マネージングディレクターのJimmy Phua氏は、「Eコマースの躍進に牽引された内需の拡大により、物流セクターのファンダメンタルズは依然好調に推移しており、ハイグレードな物流施設への需要はさらに高まることが予想されます。今回のCPPIBの増資は、今日までのGCLPの成功と、長きにわたり良好なパートナーシップを築いてきたグッドマンに対する信頼により実現しました。」と述べています。
グッドマン中国のCEO、Kristoffer Harvey氏は次のようにコメントしました。「当社は現在、多くの投資案件に対するデューディリジェンスを進めています。今回のコミットメント増額により、これらを含む多くの投資機会を獲得する原動力を得ることができました。GCLPは引き続き優良な開発用地を取得し、中期的にはポートフォリオを500万平方メートルに拡大する意向です。」
CPPIBのシニアマネージングディレクター兼アジアパシフィック統括責任者であるSuyi Kim氏は、「2008年に香港オフィスを開設以来、CPPIBはアジアを主要な投資マーケットと位置付けてきました。現在、中国には280億カナダドルを投資しており、今後も長期的に投資額を増やしていきます。アジアパシフィック市場への長期的なフォーカスと、経験豊富な投資運用プロフェッショナルで構成されるローカルチームにより、CPPIBは強力な投資パートナーとしての地位を築いています。」と述べています。
(日本語リリース:クライアント提供)