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ETソーラーとTunghsu Kangtu Solarが互いの強みを伸ばす戦略提携協定に調印

ET Solar
2018-08-15 14:16 1675

【上海2018年8月15日PR Newswire=共同通信JBN】ETソーラー(ET Solar)とTunghsu Kangtu Solar(Kangtu)は戦略提携協定に調印し、協力してそれぞれの強みを伸ばす。協定に基づいてKangtuは十分な資金を活用し、大型受注して契約を実行するETソーラーの能力を支援する。ETソーラーはKangtuの販売網を共有し、それによって両社は一緒に海外市場を開拓し、世界の顧客に最高の製品とサービスを提供できる。

中国政府がほとんどの太陽光プロジェクトに補助金を打ち切る新政策を発表してから2カ月。中国の業界各社は太陽光発電設置で予想外の落ち込みを強いられたが、協力を深めることで短期的混乱から徐々に立ち直っている。

2017年の世界の太陽光発電の設置で中国は54%を占めた。このため、2018年の地上型太陽エネルギープロジェクトに対する設置割り当ての停止と、分散太陽光発電事業の10GWへの限定は、業界に大きな影響を与えるとアナリストはみている。

新政策は需要を抑え、利益率に重しとなるため、業界の連携と積極的な輸出を促す。中国のソーラーモジュール・メーカーの多くは、海外市場での販売促進計画を公表しているが、この両社は現在の業界の状況に取り組むにはもっと良い方法があると気が付いた。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)のティア1企業であるETソーラーは、2005年の創業から海外市場に力を入れてきた。現在は世界全体に販売網を持ち、そのブランドは高い評価で知れ渡っている。ETソーラーはモジュールの顧客が世界の銀行から高いバンカビリティー(融資適格性)を得られる数少ない中国企業でもある。

中国最大規模の企業であるTunghsu Groupのモジュールメーカーとして設立されたKangtuは長年、再生可能エネルギー業界へ投資を続けている。

短期的抑圧を解決し、協調的発展を実現するため、2018年6月に太陽光発電連合のSmart JADEが結成された。ETソーラーとKangtuはともに連合の結成メンバーである。今回の海外市場での協力促進を通して、両社の関係は新しい段階へ達することになる。

中国は長年にわたる発展を経て、世界最大のグリーンエネルギー供給国になり、グローバルなエネルギー転換に大きく貢献している。ETソーラーとKangtuの今回の提携は、短期的混乱の時期に業界を引っ張っていく。

ソース: ET Solar