【香港2018年8月6日PR Newswire】
ETF(上場投信)とスマートベータ運用ソリューションのスぺシャリストである香港の投資会社Premia Partnersは、アジアの成長経済と成長セクターへの分散の効いたエクスポージャーを投資家に提供する2つのテーマ型ETFのローンチを発表した。
香港証券取引所に上場されるこの2つのETFはいずれも総経費率0.50%で、現物への投資により指数をトレースする。
Premia Partnersのマネジングパートナー、レベッカ・チュア氏は次の通り語った。「1人当たりGDP 2000ドルは、発展途上国が大量消費段階に入るための重要な境界線としばしばみなされている。投資家はそうしたアジアの新興成長経済とITの恩恵を受ける成長セクターを牽引する長期トレンドに投資したいと考えている。アジアではその人口動態と人口規模が原動力となって、革新的な技術のアプリケーションが規模的に桁違いの水準へ成長することが多い。我々はFactSetやS&Pと手を結ぶことで、そうした投資機会を捉えるための効率的ツールを投資家に供することができてうれしく思っている。今回提供するルールに基づいたシステマティックなアプローチは、これまで一般の株式投資家にはなかなか手に入らなかったものだ。」
FactSetの定量的指標ソリューション担当首席ストラテジスト、ナンシー・チャン氏は次のように述べた。「テーマ型指数の構築はこれまで、極めて難しかった。対象企業に関する基本的財務情報とセクターのファンダメンタルズを超える深い理解が必要だったからだ。我々はRBICSとRBICS with Revenuesという個別企業に詳しく多元的な業界分類など、当社が開発した独自のデータなどを活用し、この課題を克服した。Premiaと協力して、アジアの革新的技術を持つ企業を体系的かつ精密な方法で捉える新たなアプローチを市場に届けることができた。」
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社のグローバル・エクイティ指数担当シニアディレクター、マイケル・オルザノ氏は次のように指摘した。「市場参加者たちはASEAN地域に対し、その有望な人口動態と消費者主体の成長を理由に、強い関心を示してきた。Dow Jones Emerging ASEAN Titans 100指数は、インドネシアとマレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの最も大きく、安定した企業のパフォーマンスをトラックし、ASEAN地域の成長軌道を効率的に捉えるように設計されている。」
Premia Partnersについて
Premia Partnersは、2016年に香港で設立された投資企業。設立に参加したのは、投資家に効率的な投資ツールを提供することに熱意を燃やし、アジアのETF 業界には大きな革新の余地があると考える人々のグループである。チームメンバーは世界や地域のリーダー企業出身で、1つの共通目標を持っている。チームの集合的知識と業務経験を活用し、最高レベルのグローバル専門家と協力することによって、ETFおよびスマートベータ運用ソリューションをキューレート(選別、アレンジ、提供)し、アジアのETFをめぐる状況を作り変えることである。アジアの中で、アジアのために - ここはわれわれのホームグラウンドだから。詳しい情報はwww.premia-partners.com をご参照ください。
ソース:Premia Partners Company Limited
(日本語リリース:クライアント提供)