＊営業売上高は前年同期比32.29％増の1107億8000万元
＊純利益は1957.38％増の59億9000万元
＊商品販売額は44.63%増の1513億2000万元
【南京（中国）2018年8月2日PR Newswire＝共同通信JBN】
中国最大手のオンライン・ツー・オフライン（O2O）スマートリテール企業で、Suning Holdings Group が所有するフォーチュン・グローバル500社企業のSuning.com（002024.SZ）は、2018年1月から6月までの半期の決算を発表し、前年同期比32.29%増の1107億8600万人民元（163億7400万ドル、注1）の税込み純売上高を上げたと明らかにした。決算は同社がO2Oスマートリテール戦略のおかげで繁栄を続けていることを示した。
Suning.comはまた、前年同期比1957.38%増の59億9700万元（8億8600万ドル）の税込み純利益を稼いだ。商品販売額は44.63%増の1513億1900万元（223億6500万ドル）に達した。
Suning.comのホウ・エンロン最高執行責任者（COO）は「上半期決算にとても満足している。わが社のチームがスマートリテール戦略に打ち込んでいる証拠だ。単なるeコマースの時代は終わった。これから10年間は、さまざまな消費計画を結び付けたO2Oビジネスがたくさん市場に出てくる。Suningはもっと目に見えて、手に取れるあらゆる販路のオンラインとオフラインのサービスを顧客に提示し、時間や空間に縛られずに顧客のニーズに応えていく」と話した。
Suning.comは統合化を進めた体験を生むマーケティング戦略の強化に努め、それがオンライン事業の成長加速につながってきた。2018年上半期に同社は、オンライン商品販売額を前年同期比76.51%増の883億2200万元（130億5000万ドル）に伸ばした。2018年6月18日時点でSuning.comは約3億5700万人の登録ユーザーを持つ。2018年6月までに月間アクティブユーザー数でSuning.comのアプリの利用者は前年同期比64.34%増加した。
O2Oビジネスとクラウドシステムの支援によってグループは2018年6月30日時点で、4813の直販店と765のSuningリテールクラウド・フランチャイズ店を持つ。さらにSuningは中国の中小都市と地方で事業を広げるため、732のインターネット接続コンビニエンスストアを開いた。
中国国家統計局のデータによると、2018年上半期に中国の消費財市場の伸びは減速し、消費財のリテール売上高は前年同期比9.4%増の18兆元（2兆6600億ドル）になった。業界の見通しはあまり良くないが、Suningは全国のオンラインとオフラインの営業にスマートリテール戦略を組み込み、大きく成功している。
Suningのリテール子会社に加え、Suningの「Logistics」および「Financial Services」両部門も急速な成長を続けた。2018年6月時点でSuning LogisticsとTian Tian Expressは2万3416カ所、敷地合計735万平方メートルの倉庫および保管施設を持っている。Suning Logisticsの売上高（Tian Tian Expressを除く）は前年同期比118.49%増加した。Suning Financial Services（決済事業、サプライチェーン金融など）は、銀行カードと口座をリンクさせた登録会員の数が前年同期比で48%増えている。
▽Suningについて
1990年に創設されたSuning Holdings Group (Suning)は中国の主要商業企業で、中国と日本に上場企業がある。Suningは2017年、中国の民間企業トップ500社の2位にランクされ、年間売上高は657億ドル（4129億5000万元）。「全ての人のために一流の質の生活を創造することにより、業界全体のエコシステムを主導する」との使命を持って、SuningはSuning.com、Logistics、Financial Services、Technology、Real Estate、Media & Entertainment、Sports、Investmentの8つの垂直事業を通じてコアビジネスを強化し、拡大している。このうちSuning.comはフォーチュン・グローバル500社リストに入った。
詳しい情報はwww.suningholdings.com を参照。
（注1）1ドル＝6.7656元の為替レートで計算
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180801/2201458-1
ソース：Suning
