【南京(中国)2018年7月25日PR Newswire=共同通信JBN】Suning Holdings Group (以下、「Suning」) が所有するSuning.comは、年間売上高278億米ドルで2018年フォーチュン・グローバル500社リストに入った。同リスト入りは2017年に続き2回目。一方、Suning.comの利益は487.8%増で、中国企業の中で利益の伸びで3位となった。
フォーチュン・グローバル500社は、世界最大の企業を評価する最も有名で信頼できるリストである。 中国上場企業の数は2008年以来、大幅に増加して120社に達しており、企業数では米国に次いで第2位になっている。一方、世界の産業イノベーションとデジタル変革をリードする上で重要な役割を果たす中国上場企業の数が増えている。
中国リテール企業の先導者として、Suning.comは2009年にオフラインツーオンライン(O2O)変革を開始し、最終的にパイオニアとなり、同水準のオンラインとオフラインのリテールの伸びを達成した。Suningは、スマートソーシング、スマートセリング、スマートサービシーズ、スマートロジスティクス、およびスマートタイプのビジネスを中心に展開する2017年のスマートリテール戦略を発表した。プライスウォーターハウスクーパース(PriceWaterhouseCoopers)年次報告によると、Suning.comの売上高は2017年に2433億元(約385億米ドル)と前年比約30%増加し、うちオンラインビジネスは52%を占めた。営業利益は1879億元(約297億米ドル)と前年比26.48%増で、業界平均をはるかに上回った。2018年第1四半期には、オムニチャネル売上高が693億元(約110億米ドル)の前年同期比46.3%増と、Suningのスマートリテールが成功を収めた。
Suningはリテール子会社の大幅な成長に加え、物流および金融サービスなどの事業の成長を拡大した。Suning Logisticsは2018年、ハイテク企業と協力して、自動運転トラック、自動化車両、AGV倉庫がシームレスに業務効率を向上させるスマートロジスティクスシステムを構築した。Suningは金融サービスの面では、インテリジェント決済、サプライチェーンファイナンス、消費者金融、ファイナンシャル・プロダクト販売の4つのコア事業に注力し、O2Oフィンテック企業としてのブランドを強化している。
Suning Holdings Groupのジャン・ジンドン会長は「Suningのスマートリテールは2018年、コンセプトから実装まで進化し、急速な発展を遂げた。フォーチュン・グローバル500社リスト入りはわれわれの最終目的ではないため、スマートリテール戦略を強く主張し、より良いリテール体験を顧客にもたす方針だ」と語った。
▽Suningについて
1990年に創設されたSuningは中国の主要な商業企業の1つで、それぞれ中国と日本に上場企業がある。Suning Holding Groupは2017年、中国の民間企業トップ500社の2位にランクされ、年間売上高は657億米ドル(4129億5000万元)。「全ての人のために一流の質の生活を創造することにより、業界全体のエコシステムを主導する」との使命を持って、SuningはSuning.com、Logistics、Financial Services、Technology、Real Estate、Media & Entertainment、Sports、Investmentの8つの垂直事業を通じてコアビジネスを強化、拡大している。このうちSuning.comは2018年フォーチュン・グローバル500社リストに入った。
詳細な情報はwww.suningholdings.com を参照。