【南京(中国)2018年7月6日PR Newswire】中国の最上位の非国営企業の2位にランクされる商業大手で、Fortune Global 500の小売企業Suning.comのオーナーであるSuningは5日、China Europe International Business School(CEIBS)との提携を発表した。双方は将来の発展に向けた企業変革を促進するため、革新的ビジネスモデル、戦略的経営、デジタル事業で共同研究を行う広範な契約に調印した。
キャプション:イベントに出席したSuning.comのメン・シャンシェン上級副社長兼最高人事責任者(左)とCEIBSのディン・ユアン副学長兼学生部長(右)
SuningとCEIBSは、China-Europe Digital Economy and Smart Enterprise Research Center(中国・欧州デジタル経済・スマート企業研究センター)の下でSuning Research Groupにおいて共同で作業し、スマート企業の詳細な事例研究に重点的に取り組むとともに、デジタル化への企業変革を支援する。
CEIBSのファン・ユエ教授は、Suningのスマートリテールは「スマート」と「テクノロジー」という2つのキーワードを持っていると信じている。同教授は「Suningのデジタル変革における過去10年間の経験はSuningの将来の成長のためになるだけでなく、将来の発展の機会への変革およびイノベーションのソリューションに目を向けている企業に貴重な経験を提供する」と語った。
最上位の教育機関との戦略的協力は、Suningのスマートリテール戦略の成功、および同業界における良い事例研究としての価値を具体化する。Suningは2009年、従来の国内小売企業でのインターネットベースの変革の実施において先導的な役割を担い、マーケティング変革、チャンネル・イノベーション、オンライン・ツー・オフライン(O2O)統合、プラットフォーム公開を通じてインターネット・テクノロジーを推進した。この成功により、Suningは小売りの新時代の機会を十分に生かし、将来の成長と発展を十分に満たす新興ビジネスと利潤モデルを活用する用意ができている。
その一方で、SuningとCEIBSは社員教育や人材採用で協力する。CEIBSのワン・ガオ教授(マーケティング)は「CEIBSの主要プロダクトは教育である。それゆえ、われわれはSuningのために人材の基盤を構築するのを支援し、Suningの社員教育および採用の長期開発のために最善を尽くす用意がある」と語った。
Suning.comのメン・シャンシェン上級副社長兼最高人事責任者は「CEIBSはアジアの一流かつ世界クラスのビジネススクールである。同スクールは設立以来、中国の最先端ビジネスの研究に全力で取り組んでおり、最新の市場ニーズがもたらす機会をより良く取り入れるために中国の企業が刷新、変革するのを支援している。Suningは一流のO2Oスマートリテール企業として、中国の小売業界の変革に立ち会い、それを分かち合ってきた。双方は共同で産業開発を探求し、われわれの実際の経験と見識を業界の同業者に提供するために協力する」と語った。
Suningは2018年にSuning Smart Retail Research Instituteを設立し、小売業界におけるテクノロジーのリエンジニアリングの研究に重点的に取り組んでいる。
▽Suningについて
1990年に創設されたSuningは中国の主要な商業企業の1つであり、中国と日本にそれぞれ上場会社がある。Suning Holdingは2017年、中国の民間企業トップ500社の2位にランクされ、年間売上高は657億米ドル(4129億5000万人民元)に上った。「全ての人ために一流の生活の質を創造することによって各業界のエコシステムを主導する」との使命を持って、SuningはSuning.com、Logistics、Financial Services、Technology、Real Estate、Media & Entertainment、Sports、Investmentの8つの垂直事業を通じ、そのコアビジネスを強化、拡大しており、このうちSuning.comは2017年のFortune Global 500のリストに入った。
詳しい情報はwww.suningholdings.com を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180705/2180078-1
ソース:Suning