【新竹(台湾)2018年6月29日PR Newswire=共同通信JBN】ブロードバンド通信用の半導体ソリューションで世界の市場をリードするEcoNet Limitedは28日、10GEPON、XGSPON、NGPON2、XGPON1、GPON、およびEPONプロトコル用の専用WAN-to-LANおよびWi-Fiネットワーク・アクセラレーターを装備した同社のフラグシップであるEN7580 10G xPONシステムオンチップ(SoC)ソリューションを発表した。EN7580はeXtreme Packet Accelerator(XPA)およびSmart Wi-Fi Accelerator(SWA)とともに、ワイヤースピード・ルーティング性能で、10G xPONからLAN側へのトラフィックおよびWi-Fi送信トラフィックを完全に円滑化し、同時にCPUを完全にオフロードする。
さらにEN7580は、GPON/EPONサービスを全体的に、また10G xPONサービスに拡張したいオペレーターが最も効率的かつ経済的な方法で目標を達成することを可能にする。EcoNetのボーミン・ワン最高経営責任者(CEO)は「通信事業者から高帯域幅に対する需要が高まっているため、EcoNetはネットワーク接続サービスをより高いレベルに高めている。ネットワーク・アクセラレーターを装備し、複数のプロトコルを幅広くサポートすることで、オペレーターは大幅な省電力アーキテクチャー、ノン・ブロッキング・ネットワーキング性能、EN7580の高いC/P比というメリットを享受することができる。当社は、EN7580がファイバー市場向けの次世代の理想的なソリューションであり、業界をリードする独自の低消費電力設計も環境に大きく貢献すると信じている」と語った。
EcoNet EN7580 SoCの主な機能は以下の通り:
*EcoNetの現場実証済みアーキテクチャーに基づいた第5世代PONプロセッサー
*統合されたXPAにより、CPUフルオフロードによる双方向の最大10Gbit/sのIPv4およびIPv6ワイヤースピード・ルーティングが可能
*統合されたSWAは、ax/ac/11n Wi-Fiトラフィック伝送をサポートする。MT7615の4x4n+4x4ac双方向レートのWi-Fiソリューションを例に挙げると、最大速度は1.7Gbpsで、CPUを70%以上節約する
*高水準の統合には豊富なホームオートメーション向けのデュアルコア1.3Ghz CPU、マルチGigabitイーサーネットLANポート、XFI/HSGMII経由の10/5/2.5/1Gイーサーネット、USB、PCIe、IPSecエンジン、セキュアなブート、マルチラインVoIPおよびマルチポートUARTが含まれる
*最先端の革新的低消費電力設計により、電力消費は市場の大半の10GxPON SoCに比べ少なくとも40%少ない
*対称型と非対称型の10G xPONの両方のための独自のシングルDRAM設計により、ODM/オペレーターのR&D開発コストを大幅削減
▽EcoNetについて
EcoNetは、メディアテック(MediaTek Inc.)の子会社で、xPON/xDSLとイーサネットスイッチ・ソリューションを含むブロードバンド市場向けシステムオンチップ(SoC)の開発で市場をリードしている。EcoNetは、主要なブロードバンドベンダーおよびオペレーター向けに幅広く革新的な次世代半導体製品ポートフォリオの提供を続けている。
▽メディア問い合わせ先
Gilb Yang
+886-3-6008566
Gilb.Yang@econet-inc.com
ソース:EcoNet