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KT SATがCommunicAsia 2018で東南アジア市場に注目

KT Corp.
2018-06-28 19:38 3557

【ソウル(韓国)2018年6月28日PR Newswire=共同通信JBN】

*KOREASAT-7と5Aを通じて最先端サービスを東南アジアに提供

*首脳会談後、潜在的なKT SATのサービス市場と見なされる北朝鮮

KT Corp.(KRX: 030200; NYSE: KT)の衛星事業子会社であるKT SAT Co.は今週、アジア太平洋最大級の放送・通信向け展示会CommunicAsia 2018で、潜在的な東南アジアの顧客に最先端の衛星サービスを提示している。

シンガポールで6月26日から2日間の展示会で、KT SATのハン・ウォンシク最高経営責任者(CEO)は、2017年に打ち上げた2つの高性能KT衛星のおかげで、グローバルな顧客基盤を拡大する体制が整ったと語った。KT SATは、中継装置のリースと「海上超小型地上局(MVSAT)」サービスに重点的に取り組んでいく。

KT SAT’s booth at CommunicAsia 2018 in Singapore, held from June 26–28, introduces the Korean satellite service provider’s cutting-edge services to potential Southeast Asian customers.
KT SAT’s booth at CommunicAsia 2018 in Singapore, held from June 26–28, introduces the Korean satellite service provider’s cutting-edge services to potential Southeast Asian customers.

ハン氏は「当社は強力な技術的、人的資源に支えられ、情報通信技術(ICT)のリーダーである親会社、KT Groupの支援も受けているグローバルな大手衛星通信企業だ。CommunicAsiaでグローバル市場向け大手衛星事業者としての力量を示したい」と語った。

東南アジア企業は同社の潜在顧客リストのトップに位置している。ハン氏は、KOREASAT-7と5Aをそれぞれ東経116度と東経113度に配置し、ともにインドネシア上空に置くことで、KT SATは東南アジアで大きな足掛かりを得る準備が整ったと語った。

KT SATは、韓国の東海からアラビア海までカバーするKOREASAT-5Aがあるため、他地域へのサービス提供でも有利な立場にある。さらに、同衛星のMVSATサービスは、特定の海域向けに最適化することができる。超高速で双方向のインターネットプロトコル(IP)ブロードバンド船舶・陸上間衛星通信サービスとして、同衛星はハイスループットの海域カバー専用電波を発することができる。

ハン氏とそのスタッフは、CommunicAsia 2018で東南アジア企業の代表者らに、KT SATが新たな衛星の導入でグローバルサービス提供能力が強化されたことを売り込んでいる。同社の販売促進キットには、中継局である金山衛星サービスセンターが提供するターンキーソリューションの紹介も含まれている。KT SATは、顧客相談、製品設計から出荷、設置、パイロットテスト、教育、検査、規制当局の認可まで、顧客に完全なセットアッププロセスを提供する。

KT SATは、KT Corp.の衛星放送子会社であるKT Skylife Co.との提携により提供しているサービスの販売促進も行っている。CommunicAsia 2018のKT SATブースには、Skylife LTE TVと、契約者がSkylife TVの番組にアクセスできるネット配信ストリーミングサービス、Telebee用の基本ソフト(OS)を搭載したAndroidセットトップボックスが展示されている。

この2つのパートナー企業は、衛星放送やコンテンツ配信を開始する企業向けのコンサルティングも提供している。このサービスは、KT SATが過去50年間にわたる衛星運用から得た専門知識と、KT Skylifeの衛星放送プラットフォームの運用ノウハウの成果である。彼らのパートナーシップには、通信インフラとICT、衛星放送サービスの提供も含まれている。

KT SATにとってもう1つ考え得るベンチャーは、モバイル通信が発展の初期段階にある北朝鮮における電気通信サービスである。CommunicAsia 2018が韓国・北朝鮮と北朝鮮・米国の2つの首脳会談の数週間後に開催されたことで、KT SATは、可能であればいつでも、韓国を代表する衛星事業者として北朝鮮に衛星通信サービスを提供できることを強調している。

韓国最大の電気通信会社、KT Corp.は今月初め、同社の衛星事業子会社が、次世代の技術を宇宙空間と朝鮮半島の両方にもたらすため、努力を強化すると述べた。

南北は最近、和平に向けて歩を進めており、KT SATは、通信・放送ネットワークの潜在的市場である北朝鮮での衛星サービスの早期開始を望んでいる。KT Corp.は、南北協力を支援し、ICT分野の交流を拡大するための特別タスクフォースを創設した。

韓国唯一の衛星サービスプロバイダーであるKT SATは、2025年までに世界で7番目に大きな衛星事業者になることを目指している。同社は、宇宙空間で5Gモバイル技術を使用すること、衛星通信に量子暗号を適用すること、安全なデータ共有のためにブロックチェーンサービスを提供することに焦点を当てていく予定である。

サービス地域拡大のため、KT SATは海外の衛星事業者との協力を模索している。海外事業者とのローミングサービス開始により、未踏の市場に衛星サービスを提供することを期待している。

KT SATには48年の衛星サービスの経験がある。毎年開催されるCommunicAsiaの展示会には、過去5年連続で独自ブースを設営している。CommunicAsia 2017は、Intelsat(インテルサット)やSESを含む1158社が参加、1万8000人以上の来場者を集めた。

詳細は次の英語ウェブサイトを参照:https://corp.kt.com/eng/

▽メディア問い合わせ先

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st.sim@kt.com

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dasom.kang@kt.com

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180627/2174463-1

ソース:KT Corp.

ソース: KT Corp.
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