*香港の名高い26億米ドルのVictoria Dockside開発を転換
*世界のミレニアル世代に世界トップ級の体験型アート、カルチャー、リテールのランドマーク
【香港2018年6月22日PR Newswire=共同通信JBN】
アジアで最も著名なデベロッパーの1つであるNew World Development(新世界発展)は21日、これまでで最も野心的なプロジェクトを、画期的なK11 Groupにちなみ「K11 MUSEA」と命名したことを明らかにした。この新しいミュージアムリテール・コンプレックスは香港の26億米ドルのビクトリア・ドックサイド(Victoria Dockside)開発の中心部に位置する。
新たなランドマークK11 MUSEAは、そのリテールコンセプト「A Muse by the Sea」に着想を得た名前で、300万平方フィートのアート・デザイン地区をビクトリア・ドックサイドのチムサーチョイ(尖沙咀)に擁し、米国メディアによって「香港のハドソンヤード」や「香港で最も期待されるオープニング」と称され、新しい超ハイエンドな体験型リテール、アート、カルチャー、ダイニングのデスティネーションでもある。2019年の開業時には大中華圏で最も名高い不動産の1つであるチムサーチョイのハーバーフロントを活性化することになる。
K11 MUSEA(「ミュシーア」と発音)は、New World Developmentの執行副会長であり、K11 Groupの創設者であるエイドリアン・チェン(鄭志剛)氏の発案である。K11 Groupは大中華圏に数々の革新的なミュージアムリテール・モールを開発し、テクノロジー、リテール、ファッション、不動産、エンターテインメント、メディア、デザインに世界的な投資を行っている。
K11 MUSEAの建築の指揮を取るのはジェームズ・コーナー氏(James Corner Field Operations)とフォース・バグリー氏(Kohn Pederson Fox)である。10階建てのK11 MUSEAは、その多くがフラッグシップとなる国際的なブランドを幅広く取りそろえ、訪問者にクラス最高の没入型リテール体験を提供するよう選び抜かれたK11のミュージアムリテール・コンセプトの至宝である。事実、その旅は外装に始まる。コンテンツ重視のグローバル・ミレニアル世代を念頭にデザインされ、K11 MUSEAは世界一流のアートコレクションの企画展で訪問者を迎える。その正面部分は世界最大の生きた壁の1つであることを目玉とし、緑の植物で覆われた内装・外装の計5万平方フィートを超す表面を誇る。一方、比類のない屋外円形劇場のスペースと高さ25フィートの大型LEDスクリーンが数々のカルチャーイベントに備える。
New World Developmentを「文化企業」として刷新しているチェン氏は「K11 MUSEAは新たに設計されたビクトリア・ドックサイドを擁し、リテール開発において重要なマイルストーンとなる。K11が今年10周年を迎えるに当たり、K11の2008年のブランド創設以来、最も晴れがましいプロジェクトであるK11 MUSEAの命名を発表することができてうれしい。立地、規模、コンセプトはユニークであり、このプロジェクトには一流の建築家、並びに100人を超す地元および世界のデザイナーや芸術家が関わっている。K11 MUSEAは、90年代後期から伝説的な魅力を失っていた香港のチムサーチョイ・ウォーターフロントに再び素晴らしい文化的コンテンツをもたらす。K11 MUSEAは香港およびアジアの新たな文化的デスティネーションとなり、グローバル・ミレニアル世代が集い、彼らのミューズを見つけることができる」と述べた。
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▽K11 MUSEA-グローバル・ミレニアル世代向けの新たな没入型体験を開拓
K11 MUSEAはアジアのミレニアル世代を「Super Consumers(スーパーコンシューマー)」として強調する研究に着想を得ている。彼らは世界的な消費の顕著な推進役で、アジア太平洋地域のミレニアル世代人口の45%を占めるほどに増加する2020年までに、その購買力は6兆米ドルに達するとされる。旅行はアジアのミレニアル世代の主要なライフスタイルの特徴であり続け、今年の海外旅行者数は6%増加すると予想されている。とりわけ中国のミレニアル世代は、旅行および高級品は社会的地位を反映した気ままなライフスタイルの一環だと考えている。彼らの高度な知識および排他性と特注製品への志向に応えながら、M11 MUSEAはアート、カルチャー、商業を融合したあこがれの強い世界的なデスティネーションとして自らを位置付ける。
▽香港のアイコニックなハーバーフロントに新しい空間デザインとキュレーション
世界クラスのパブリックアート・コレクションが収集され、K11 MUSEAの敷地内の至る所に展示されることになっており、次の文化的デスティネーションとして確立される一方で、K11 MUSEAの建築的なハイライトの1つは2000平方フィートの「Sunken Plaza(水没プラザ)」である。このスペースは、円錐形をしたガラスパネルを持つ正面部分が特徴である。プログラムされた模様を描く水流や噴霧システムも導入される。LEDスクリーンと共にSunken Plazaは映画祭やライブ音楽イベントなど多くの文化的イベントの没入型会場の1つになる。
▽持続可能なデザインは国際的な認証を獲得
持続可能性は、K11 MUSEAが提供するものの中核を成す。プロジェクトは、米国のLEED(ゴールド)および香港のBEAMS Plus(ゴールド)標準規格を含む新たなグリーンビルディング事前認証を受けている。豊富な植物およびテニスコート18面に相当する5万平方フィートを超す生きた壁を誇り、K11 MUSEAは香港のグリーンデザインの新たなベンチマークを設定する。内装は石灰岩や木材などの自然素材が特徴である。その他の呼び物となる特徴には、灌漑用水の100%を供給する雨水収集および厳しい米国のASHRAE 90.1標準規格の基準値に比べて年間のエネルギー消費量を12%以上削減する海水冷却式オイルフリーのHVAC冷却システムが含まれる。
編集者注意
▽K11 Groupについて
K11 Groupは2008年、起業家のエイドリアン・チェン(鄭志剛)氏が創業した。カルチャーに基づいて3つのコアバリュー-アート、自然、人々-に相互接続した多角的企業である。そのアート、リテール、不動産、ファッション、技術、エンターテインメント、メディアのエコシステムは、活気のない産業を破壊し、異文化の対話を育む道を絶え間なく追求する創業者の表明である。グループは以下のような幅広いタッチポイントを展開している。世界初のミュージアムリテール・コンセプト、K11 Art Malls(K11アートモール)、次世代従業員用のK11ブランドオフィスビル・ネットワーク、K11 Ateliers(K11アトリエ)、オープン教育プラットフォームのK11 Kulture Academy(K11カルチャーアカデミー)、監修されたK11 Design Stores(K11デザインストア)、テラリウムにヒントを得た斬新なリテールスペースのK11 Natural(K11ナチュラル)、中国人アーティストとキュレーターを育てる中国初の非営利団体K11 Art Foundation(K11アート財団)。
K11の急成長するミュージアムリテール・ポートフォリオに加わる最新・最高級のK11 MUSEA(K11ミュジア)は、New World Development(新世界発展)の広域開発で、文化、商業、住居、ホテル、家族向けスペース、およびアート・デザインプログラムを擁するビクトリア・ドックサイドの中心部に位置している。ビクトリア・ドックサイドは、観光客と地元住民双方に人気があった香港の旧一流地区をNew World Developmentが一新した。米国のメディアはこのプロジェクトについて、マンハッタンの巨大プロジェクトに例えて「香港のハドソンヤード」あるいは「香港で最も期待されるオープニング」と呼んでいる。
▽New World Developmentについて
New World Development Company Limited(新世界発展)(「グループ」、香港株式コード:0017)は1972年、香港株式市場に上場され、香港ハンセン指数の構成銘柄になっている。The Artisanal Movementが定義する特異な個性を帯びた高級ブランド、New World Groupの中核事業分野は、不動産開発、不動産投資、インフラ&サービス、デパート、ホテルなどである。2017年12月31日現在、グループの総資産価値は4681億香港ドルに達している。グループはNWS Holdings Limited(新創建集団)(香港株式コード:0659)の株式を約61%、New World Department Store China Limited(新世界百貨中国)(香港株式コード:0825)の株式を約75%押さえており、New World China Land Limited(新世界中国地産)は完全保有している。
高解像写真は以下のリンクからダウンロード可能。
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ソース:New World Development and K11 Group