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KTが次なる技術革命を宇宙と北朝鮮にもたらす

KT Corp.
2018-06-12 13:03 2760

【ソウル(韓国)2018年6月12日PR Newswire=共同通信JBN】

*韓国の宇宙産業リーダーが衛星プラットフォームにサービスを拡大

*KT SATは2025年までに最新技術で世界7位を目指す

韓国最大の通信会社、KT Corp.(KRX:030200、NYSE:KT)は12日、同社の衛星通信事業者が、次なる技術革命を宇宙と朝鮮半島にもたらすための取り組みを強化すると発表した。

6月7日、金山衛星サービスセンターで衛星アンテナを点検するKT SATの従業員
6月7日、金山衛星サービスセンターで衛星アンテナを点検するKT SATの従業員

韓国唯一の衛星サービスプロバイダーであるKT SAT Co., Ltd.は、2025年までに現在の18位からランクアップし、世界で7番目に大きな衛星事業者になることを目指している。これを実現するため、宇宙空間で最新の5Gモバイル技術を使用すること、衛星通信に量子暗号を適用すること、安全なデータ共有のためにブロックチェーンサービスを提供することに焦点を当てていく。

2つのコリアは近年、和平に向け動いており、KT SATは、通信・放送ネットワークの潜在的市場である北朝鮮での衛星サービス開始を予定している。KT Corp.は4月の歴史的な南北首脳会談に続き、南北協力を支援し、ICT(情報通信技術)交流を拡大するための特別タスクフォースを創設した。

ハン・ウォンシク最高経営責任者(CEO)は6月7日、韓国初の衛星地上局である金山衛星サービスセンターで記者会見し、次のように述べた。「KT SATは、世界の衛星事業市場で韓国の宇宙産業をリードしており、韓国の衛星史に新たな1章を書き加えつつある」「順調にいけば、KT SATは自社の衛星を使い、北朝鮮で通信・放送インフラを提供することができる」

KT SATは、韓国トップの電気通信プロバイダーが2012年に衛星事業を分社化した際、衛星サービスに特化したKT子会社として設立された。昨年のKOREASAT-7と5Aの打ち上げにより、有数のグローバル・サービスプロバイダーとしての地位を強化しつつある。

KT初の衛星事業者は現在、5つの衛星を所有している。最新のKOREASAT-7とKOREASAT-5Aは2017年5月と10月にそれぞれ打ち上げられた。KOREATAT-5Aは、KT SATのカバー範囲を朝鮮半島からフィリピン、インドシナ、中東、そして南アジアの一部地域へと拡大した。KOREASAT-7はフィリピン、インドネシア、インドシナ、インドをカバーしている。

KT SATの主な事業は、2015年の世界進出開始までは、国内市場での衛星中継装置のリースだった。同社の顧客数は現在、3カ国の13から7カ国の22に増え、衛星のカバー範囲拡大で売上も増加している。

ICTのパイオニアであるKT SATは、未だほとんど利用不可能な場所に、機内接続の別名でも知られる機内WiFiサービスなどの高速インターネットサービスを提供すべく努力を続けている。

KT SATは、「海上超小型地上局(MVSAT)」と呼ばれる双方向衛星地上局のおかげで、韓国最大の海上通信サービスプロバイダーでもある。海上の船舶は、従前の使用データ量に基づく料金とは対照的に、固定料金で無制限にデータにアクセスできる。

KT SATは海外展開のため、韓国の東海、南・東シナ海、ベンガル湾、アラビア海をカバーする高性能のグローバル海上通信専用回線を持つKOREASAT-5Aを通じ、世界のMVSAT市場の開拓を進めている。

*詳細については、英語のウェブサイト https://corp.kt.com/eng/ を参照。

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Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180611/2159608-1

ソース: KT Corp.
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