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中国のクロスボーダーeコマース事業者、NetEase Kaolaが中国での日本製品の販売を促進

NetEase Kaola
2018-05-21 10:01 2306

【杭州(中国)2018年5月21日PR Newswire=共同通信JBN】中国の大手クロスボーダーeコマース事業者であるNetEase Kaolaは最近、Tenga、サスティ、新谷酵素、スパトリートメント、美ルル(belulu)、ピュアヴィヴィ(Purevivi)、ルルルン(LuLuLun)、ドッカンアブラダスなどいくつかの日本を本拠とする最高級ブランドとの間で戦略的協力契約を結んだ。今回の契約は、昨年発表されたNetEase Kaolaの「メード・イン・ジャパン(日本製)」戦略の一環で、同社は中国国内市場で5000億円(約45億米ドル)をかけ、より多くの日本製品を展開するため方針だ。

NetEase Kaolaは市場シェアで、2年連続でアリババグループのTmall GlobalないしJD.comのJD Worldwideを抜き、この分野で中国最大のオペレーターとなった。

米国の「ブラック・フライデー」と「サイバー・マンデー」を合わせたような中国のショッピング・イベントである昨年11月11日の「独身の日」の直前、NetEase Kaolaのチャン・レイ最高経営責任者(CEO)は日本訪問中に「メード・イン・ジャパン」戦略を発表するとともに、NetEase Kaolaの商品構成を一層多様化し、中国人買い物客の間で増大する高品質を求める声に応えるため、日本の6つの大手ブランドとの契約に調印した。

NetEase Kaolaのチャン・レイCEOが昨年10月の日本訪問中に5000億円の買い付け計画を発表
NetEase Kaolaのチャン・レイCEOが昨年10月の日本訪問中に5000億円の買い付け計画を発表

日本の6つの大手ブランドは中国消費者の間に既にファンを獲得している小林製薬、専門美容ブランドのEarth、名声が確立した化粧品チェーンストアのキリン堂、スキンケアブランドのナリス化粧品、プロの美容・スキンケアブランドのスパトリートメントである。スパトリートメントは、NetEase Kaolaの大きな販売実績を背景に、NetEase Kaolaとの戦略的パートナーシップの拡大を決め、契約を更新した。

NetEase Kaolaは楽天の中国での最大の販売チャネルとなる

日本製の化粧品および、パーソナルケア、マターナル、チャイルドケア、家庭用製品が中国で求められているため、日本はNetEase Kaolaの最大の輸入市場である。2015-2017年に日本製品はNetEase Kaolaに最も貢献した。中国人の買い物客が自分の好みや、購入する商品から期待するものに対し相当程度目が肥えてきたため、買い物客は価格よりも品質をより重視している。 日本の文化が職人技を認める価値は、消費者に高品質の製品を提供するというNetEase Kaolaのコミットメントに沿ったものである。

クロスボーダーeコマースの急速な成長は、海外ブランドが中国市場の巨大な潜在性を認知するのを助け、中国のクロスボーダーeコマース事業者とのパートナーシップへと導く。だが、そのようなパートナーシップの結果は様々である。社内で100%扱われるベンダー支援サービスと組み合わせたNetEase Kaolaのダイレクトソーシングは、海外のベンダーの不安を取り除き、利益を最大限に引き出すこと保証する。

日本最大級のeコマース・プラットフォームである楽天は、2016年6月にNetEase Kaolaと契約し、中国の消費者が様々な日本製品を比較的低価格で便利に購入できるようにした。楽天は、衣料品、マターナル・チャイルドケア製品、手頃な贅沢品、スポーツやアウトドアレクリエーション用品、アクセサリーなど、NetEase Kaolaに400以上の人気のある日本ブランドを販売しており、月間総取扱高(GMV)は31.6%増加した。NetEase Kaolaは、中国における楽天の最大の販売チャネルになっている。

NetEaseのウィリアム・ディン会長兼CEOが楽天幹部の高橋宙生氏と戦略的協力契約に調印
NetEaseのウィリアム・ディン会長兼CEOが楽天幹部の高橋宙生氏と戦略的協力契約に調印

楽天のクロスボーダー・トレーディング・ビジネスのシニアマネジャー、高橋宙生氏は、日本製品の多くは自国市場では非常に人気があるが、中国では未だに全く知られていないと述べた。楽天は、中国の買い物客が手頃な価格で商品にアクセスできるようにしたいと考えており、これがNetEase Kaolaとの協力の核心的な動機となっている。

楽天は、自社プラットフォームの主要なターゲット・オーディエンスである女性客に特に人気がある。高橋氏は、この2つのプラットフォームの主要なオーディエンスが類似していることが、パートナーシップが成功した主因の1つであると指摘した。提携により、楽天の中国での旗艦店は、2017年に前年比で4倍の売上高を達成した。

高橋氏は「中国と日本のクロスボーダーeコマース市場の見通しは引き続き有望だ。豊かな消費者が増えている。当社は市場の需要が強いことが今後の協力の拡大につながるとみており、NetEase Kaolaは強力な戦略パートナーである」と語った。

日本のフェースマスク最大手ルルルンの売上高は、NetEase Kaolaプラットフォーム上のプロモーションに参加後、わずか2日間に300%急増した。

最近の日本の花見シーズンに日本のブランド数社が実施したプロモーションでは売上高は軒並み40%超急増した。参加したブランドの中で、NetEase Kaolaとの契約に調印した日本の有名なフェースマスク製造元ルルルンの売上高は2日間に300%超増え、NetEase Kaolaとの提携の結果として最初のマイルストーンを示した。

昨年11月11日の「独身の日」に先立ってNetEase Kaolaとの協力を開始した日本の最高級スキンケアブランドTHREEは、最近、杭州にあるNetEase Kaolaの本社、NetEase Buildingに新しい春コレクションを展示した。これには新シリーズの活性化スキンケア製品、2018年春/夏の新メイクアップ製品、中国市場向け専用の限定版3.3春桃花メイクアップ製品などが含まれている。

THREEの創設者、石橋寧氏が杭州のNetEase Buildingでのローンチイベントで新製品を紹介
THREEの創設者、石橋寧氏が杭州のNetEase Buildingでのローンチイベントで新製品を紹介

日本を本拠とするアクロの化粧品・スキンケアブランドであるTHREEは2009年にアクロの創設者、石橋寧氏が立ち上げた。台湾、香港、タイでメイクアップの流行に火をつけたTHREEは、日本のオンラインショッピング代理店のマストバイ・リストに載っており、毎年日本のCosme Grand Prize(コスメ大賞)から強く推薦されている。石橋氏はローンチイベントで新製品をそれぞれ中国の消費者に紹介した。同氏は、eコマース・サイトのNetEase Kaolaを信頼しているため、THREEはNetEase Kaolaを通じた中国市場への参入を選択したと述べた。

THREEの広報担当者は、同ブランドがNetEase Kaolaで新製品を発売することを選択したのは、NetEase Kaolaが本物の商品と消費者体験の質を重視し、中国のクロスボーダーeコマース・プラットフォームの優れた代表者であるからだと語った。信頼性が高く、ユーザーの間で最も高いレベルのロイヤルティーが確立されているため、THREEはNetease Kaolaを中国における同社の最良のパートナーとみている。権威ある第三者分析企業iiMedia Research Groupが2018年5月発表した最新データによると、NetEase Kaolaの2018年第1四半期の市場シェアは26%で、同社はクロスボーダーeコマース・プラットフォームの首位を5年連続で保っている。iiMediaの過去のデータによると、NetEase Kaolaは純正品販売に関して38.8%の信頼性レベルを保ち、クロスボーダーeコマース・プラットフォームの中で首位である。

THREEの広報担当者は、THREEは製品に使用されている成分の85%以上が天然で、植物抽出で有名な最高級ブランドであると述べた。THREEは現代のテクノロジーと日本の職人技を組み合わせることで、消費者が安全で有用なスキンケア製品を選ぶ際の一番人気となっている。THREEは、信頼できるベンダーの選定プロセスの一環としてNetEase Kaolaの品質管理プロトコルに沿って、安全で健康的でファッショナブルな製品を中国の消費者のための積極的なショッピング体験とともに提供する十分な資格を有すると判定された。

▽問い合わせ先

Pei Guo

+86-189-5800-7980

guopei@corp.netease.com

ソース:NetEase Kaola

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ソース: NetEase Kaola