【ミラノ2018年4月17日PR Newswire】
*中国の巨大企業は2018年に英国、フランス、ドイツにオフィスを開く
中国最大級の商業会社Suning Holdings Groupは17日、2018年上半期の新ミラノオフィスの開設を発表し、年末までに英国、フランス、ドイツでさらに3つの海外オフィスを開く計画を明らかにした。
ミラノオフィスはSuningの積極的な欧州拡大計画の先駆けと見なされる。最近公表した2018-2020年ソーシング・プラン(調達計画)で同社は、今後3年間に欧州大陸で製品を調達するために100億人民元(約13億ユーロ)を計上している。
新オフィスの開設はミラノデザインウィーク(4月17-22日)の期間中に発表された。ここでSuningは、新しく導入したSuning JIWU(Ultimate Creation)店向けの品ぞろえに貢献できる海外のデザイナーと交渉を進めた。同社は繁栄する国内市場で新世代の消費者の求めに応じようと、洗練された高級な家庭およびファッション商品を欧州から中国へ紹介しようと努めている。
Suningの新JIWU型店は、新世代消費者のライフスタイルの流行を映して、人気ブランドやオリジナルデザイン、生活必需品、創造的やり取りが特色だ。1号店は2018年3月に南京で400平方メートルの敷地面積にオープンした。今後3年間に中国各地に300店以上を開設し、そのうち少なくとも50店は大型旗艦店になる。
Suning Internationalのスティーブン・チャン副社長は「JIWUは生活の究極の美を表現し、個人を大切にする消費文化の求めに応じており、もっと多くの欧州ブランドを取り入れ、特別な製品ラインを創造したい。Suningと提携して中国に参入したい国際ブランドには大きな可能性があるが、これはその1例に過ぎない。だからこそわれわれはミラノに新オフィスを開き、さらに多くを開設しようとしている」と述べた。
SuningはすでにVersace Home、SICIS、TechnoGym、Furla、San Benedettoなどさまざまな業種の多くのイタリアブランドと提携している。欧州の2018-2020年ソーシング・プランはいままで以上にファッション、健康、家庭用、日用消費財の各高級品に重点を置き、ミラノデザインウィークで開かれた同社のオープンイベントにはChateau D'Ax、Kartell、YNAP、Versace、KIKO、COVAの代表らもゲストとして出席した。
Suningは欧州以外では香港、日本、米国に広がるグローバルなネットワークを築いている。2020年までには売上高の30%は国際事業が占める見通しだ。
編集者注意
▽Suningについて
1990年に創設されたSuningは中国の主要な商業企業の1つで、それぞれ中国と日本に上場企業がある。Suning Holdingは2017年、中国の民間企業トップ500社の2位にランクされ、年間売上高は657億米ドル(4129億5000万元)。「すべての人のために一流の質の生活を創造することにより、業界全体のエコシステムを主導する」との使命を持って、SuningはSuning.com、Logistics、Financial Services、Technology、Real Estate、Media &Entertainment、Sports、Investmentの8つの垂直事業を通じてコアビジネスを強化、拡大している。このうちSuning.comは、2017年フォーチュン・グローバル500社リストに入った。
詳細はwww.suningholdings.com を参照。
ソース:Suning
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