【杭州(中国)2018年4月13日PR Newswire=共同通信JBN】中国のエネルギー蓄積装置の主要製造・開発業者Narada Power Source Co., Ltd.は、2017年の収益が前年比30%増の86億3700万元(13億7600万米ドル)、純利益が同16%増の3億8100万元だった。
Naradaの電池事業は売上51億7400万元で、うち定置電力、蓄電システムと可動電力システムがそれぞれ10.38%、9.59%、33.27%を占めた。同社は産業チェーンを改良し、鉛の回収能力を強化、年間21万トンの鉛を再生処理し、資源リサイクル収入が33億7800万元になった。
Naradaは電池製造・販売業者として始まり、現在は発電、蓄電、リサイクルのシステムソリューションと運営サービスに大きく参入し、全産業チェーンを形成している。持続可能な発展への取り組みを通じ、Naradaは中国の電池リサイクル業界大手Huabo Technology株の49%を買収して全額出資子会社にした。Huabo Technologyの鉛電池再処理能力は将来、100万トンを超える。
Naradaが無錫シンガポール工業団地に建設した160メガワット時の蓄電施設プロジェクトは2018年2月に稼働し、江蘇省の電力需要サイドレスポンスサービスに加わった。同施設は現在、最大の商用蓄電施設である。年次報告書によると、これは中国で電力補助サービスを提供する電気化学蓄電施設の初の事例でもある。
Naradaは青海華能統合太陽光発電蓄電施設を成功裏に稼働させた。これは初の直流サイド太陽光発電蓄電施設であり、Naradaの工業・商業顧客サイドから再生可能発電への飛躍を示す。
Naradaはドイツの周波数制御、蓄電開発業者2社向けに50メガワットの周波数調整プロジェクトを予定している。この協力はNaradaが欧米の主流補助電源サービス市場参入を象徴する。
可動電源システムでは、Naradaは新エネルギー車両の総合力を強化するためパワートレーンシステム・プロジェクトに投資してきた。電動自転車用可動電池の売上は前年比57.94%の急増だった。Naradaは可動電池の海外市場進出にも乗り出し、オランダ、英国、タイで契約をまとめた。
年次報告書はNaradaのR&D部門の堅実な発展も示している。2017年末までに、104件の有効な特許を持ち、内訳は発明が45件、実用新案が41件、意匠登録が18件。R&Dによる収入は全体の3.03%である。
▽Naradaについて
1994年に創設されたNarada Power Source Co., Ltdは住宅用と大規模プロジェクト用双方の蓄電ソリューションを専門とする国際エネルギー企業である。Naradaは江蘇省杭州を本拠とし、150カ国以上に世界的販売・サービスネットワークを構築している。
http://en.naradapower.com
intl@narada.biz
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ソース:Narada Power