【上海2018年3月12日PR Newswire=共同通信JBN】中国の世界ナンバーワンの大手家電ブランドであるハイアール（Haier）は、中国・上海で3月8日に開幕する2018 Appliance and Electronics World Expo（2018 AWE）で、同ブランド初の全シナリオ・スマートホーム・ソリューション（以下、ソリューションと表記）を発表する。
ソリューションは、4+7+Nコンセプトに従い、家庭内のあらゆるものを1つのシステムにつなぐよう設計された。4+7+Nの4はスマートリビングルーム、スマートキッチン、スマートバスルーム、スマートベッドルームのリビングシナリオを、7は空気、水、衣服の手入れ、セキュリティー、音声コントロール、健康、情報の包括的ソリューションを、そしてNはユーザーがスマートホーム体験を各自のニーズに最適なものにカスタマイズできる可変性を、それぞれ表している。
Haier Home Appliance Industry Groupの副社長でAdvanced Innovation Centerのゼネラルマネジャーを務めるワン・イー氏は「IoT時代におけるわれわれの戦略、ハイアール・スマートホームは、利便性、健康、安全、快適さをワンストップ、全シナリオ・ソリューションで顧客に提供する」と説明。「ハイアールは、わが社の高品質な製品と世界中の顧客の相互接続を可能にするスマートホーム・プラットフォームを構築する一方、従来型のメーカーから開かれた起業家プラットフォームへと変貌を遂げつつあり、地元企業との接点にもなる社会機能の一体化を進めている」と述べた。
ハイアールは、世界中から資源を集め、ユーザーと相互確認しながら、家電のオールラウンドかつインタラクティブなコントロール、リビングシナリオのカスタマイズ、個々人の好みに合わせたインテリジェントな家電の機能変更、1つのハブへの家族情報の集約を実現するための最大規模のカスタマイズ可能なソリューション・プラットフォーム、COSMOPlatを通じて、スマートホーム家電を製造していく。
Haier Home Industry Groupの副社長兼CTO（最高技術責任者）のザオ・フェン博士は「全家庭内水ソリューションを例にとれば、ユーザーは、硬水軟化システムと、フィルター付き・水道水ウオーターサーバー機能のあるハイアールのソリューション導入後は、違うブランドの製品を必要としなくなる。このシステムは、家庭内すべての水の使用を管理し、水質をモニターし、フィルター交換が必要になればユーザーに警告してくれるからだ」と語った。
同じコンセプトが、ソリューションを導入したスマート家庭維持のあらゆる側面に適用される。そして、先進のデータサポートにより、極めてささいなことにも注意を払い、おすすめレシピや換気調整といったユーザーのニーズも感知できるようになる。
▽ハイアール（Haier）について
ハイアールは世界ナンバーワンの大手電化製品ブランドで、市場シェアは10.5％（ソース： Euromonitor International Limited。2017年データに基づく小売販売台数）。グループのブランドには現在、ハイアール、Casarte、中国のLeader、米国のGE Appliances、日本のAQUA、ニュージーランドのFisher & Paykelなどがある。ブランドごとに市場ポジションを占めており、ユーザーにスマートホーム体験を提供している。ハイアール・グループは66の商社、10の研究開発（R&D）センター、108の製造拠点、24の革新的工業団地を持ち、従業員数は全世界で7万3000人超。ハイアール・グループの国際的販売店網は160カ国以上に広がり、その数は14万3300に及ぶ。2017年のハイアール・グループの全世界での売上高は前年比20％増の2419億元。ハイアールは今日、世界をリードする大手家電ブランドであり、従来型のメーカーから開かれた起業家プラットフォームへと変貌を遂げつつある。ハイアールは、同社のエコシステムをソーシャルネットワークや地域経済にまで広げる一方、スマートホーム・エコシステムを構築、ハイアールの製品・サービスのユーザー価値の向上を継続しつつ、相互に接続されたスマートホーム体験と高品質な製品を世界中に供給していく。詳細は次を参照：http://www.haier.net/en/
ソース：Haier
