【サンディエゴ、新竹2018年2月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*MediaTekは、Facebook、マイクロソフト、Amazonなどとともにオープンで主流のフレームワークをサポートし、AIイノベーションを推進する
MediaTekは22日、AIイノベーションを推進し同社のエッジAIプラットフォームの進化をサポートするため、Open Neural Network Exchange(ONNX、オープン・ニューラル・ネットワーク・エクスチェンジ)に参加したと発表した。
ONNX(https://onnx.ai/ )は、ディープラーニング(深層学習)モデルのフレームワーク間の移動のための相互運用性の標準を構築するために、Amazon、Facebook、マイクロソフトによって創出され、導入された。その結果、オープンエコシステムが実現し、AI開発者はプロジェクトのどの段階ででも必要なツールとフレームワークを組み合わせることができるようになった。
既存のAndroid Neural Network(ANN)への関与は、新たなONNXのサポートとそれへの参加と相まって、MediaTekの技術ポートフォリオ全体にAIを継続的に統合していくための同社の戦略的責務の一部である。
MediaTek(http://www.mediatek.com/ )はまた、ハードウエアとソフトウエアの両方をカバーする同社の新しいNeuroPilot AI プラットフォームの導入によりAIエッジコンピューティングを可能にするとの最近の発表をも踏まえている。MediaTek NeuroPilotにはSDKと1つのAI処理ユニットが含まれており、AI対応のモバイルおよびスマートホーム機器や自動車の開発をサポートする。
MediaTek本社副社長兼ホームエンターテインメント事業グループ担当ゼネラルマネジャーであるジェリー・ユー副社長は「AIの応用と機能開発の鍵は、共同研究と相互運用性がイノベーションの真のイネーブラーであるようなオープンなエコシステムにある。AIプラットフォームを進化させ、MediaTek NeuroPilotによる開発の際に相互運用性と選択肢が確保されるよう保証する努力の一環として、Open Neural Network Exchangeに参加することによりオープンAIフレームワークへのサポートを拡大することは理にかなったことである」と語った。
MediaTek NeuroPilot AIプラットフォームは、既に主流のAIフレームワークをサポートしており、Google TensorFlow、Caffe、Amazon MXNet、Sony NNablaなど既存のニューラルプロセッシングSDKと連携して動作している。OSレベルでは、MediaTekはAndroid とLinuxの双方へのサポートを提供している。
▽MediaTekについて
MediaTek Incorporated(TWSE: 2454)は、年間15億台ものコネクテッドデバイスを提供する、グローバルファブレス半導体メーカーである。モバイルデバイス、ホームエンターテイメント、コネクティビティー、およびIoT製品などの用途向けの、革新的なシステムオンチップ(SoC)開発において、市場をリードしている。当社のイノベーションへの取り組みは、スマートフォンやタブレット、デジタルテレビ、OTTボックス、ウエアラブル端末、自動車用ソリューションなどの幅広い製品において、電力効率に優れたモバイルテクノロジーや高度なマルチメディアソリューションを含む、いくつもの主要テクノロジー分野の市場でその地位を確固たるものにしている。MediaTekは、スマートテクノロジーを通じて人々が視野を広げ、容易に目的を実現できるように、力と元気を与える。当社ではこの概念を「Everyday Genius」と呼び、企業活動の基盤としている。詳しい情報はhttps://www.mediatek.com を参照。
▽問い合わせ先
MediaTek Press Office
PR@mediatek.com
ソース:MediaTek Inc.