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JAソーラーが単結晶シリコンPERCセルによる60個セル・モジュールの世界新記録

JAソーラー・ホールディングス
2017-12-14 13:36 1871

【北京2017年12月14日PR Newswire】世界最大級の高性能太陽光発電製品メーカーであるJA Solar Holdings Co., Ltd.(以下JAソーラー)は13日、単結晶シリコンPERCセルで組み立てた60個セル太陽光発電(PV)モジュールの出力が325ワット(W)を超えたと発表した。テュフズード(TUV SUD)が測定、認証した実際の出力は326.67Wで、60個セルの単結晶シリコンPVモジュールの世界新記録を樹立した。

世界最大級のPV製品メーカーの1つであるJAソーラーは、発明とイノベーションを通じて最先端PVテクノロジーの開発に尽力している。同社は2010年、工業用PERCセルの構造とその製造法の発明を特許出願し、特許は2012年に中国国家知的財産局の特許・商標当局から付与された。JAソーラーは2013年、スクリーン印刷による金属皮膜法を使って、20%転換率の壁を初めて破り、翌年にはPERCベースのセルおよびモジュールの量産を開始した。JAソーラーはまた、2016年に中国国家知的財産局に認可された両面PERCセルの中国特許と知的財産権を保有している。

PERCテクノロジーは過去数年、高性能PV製品への主流アプローチになっている。SEMI(米半導体製造装置材料協会)PVITRによると、PERC製品は、2020年までに全製品の出荷の40%を占める。PERCテクノロジーの進歩は、そのテクノロジーの広範な採用とともに、エネルギーの均等化発電原価の削減の意味で、太陽光発電に大きな影響を及ぼしている。現在、JAソーラーが販売する単結晶シリコンPERCセルの60個セルPVモジュールの平均出力は300Wである。新たに樹立された世界記録は、継続的な性能向上とともに最先端PVテクノロジーに奉仕する強力なR&Dの取り組みと推進に対するJAソーラーの揺るぎないコミットメントの成果である。それはまた、中国政府によって示されたPV産業のためのショーケースとして、「フロントランナー」イニシアチブという技術的挑戦に対応する準備の結果でもある。PERCはこのイニシアチブが公式に始まって以来、優遇対象であった。JAソーラーは2016年、プロジェクトにおける最大規模のモジュールサプライヤーとして、この「フロントランナー」イニシアチブで初の1GWの実証局面で422MWのPVモジュールを供給、その40%が単結晶シリコンPERCだった。

JAソーラーの最高技術責任者(CTO)であるウェイ・シャン博士は「60個セルによる単結晶シリコンPVモジュールからの325W超の出力の世界新記録樹立は、PERCテクノロジーによって実現した素晴らしい成果である。それはまた、高効率、費用対効果のある技術革新の需要増と高品質と高い信頼性のあるPV製品を顧客に提供するというコミットメントと伝統を通じて、クリーンエネルギーの開発に注力するJAソーラーの比類ない努力の証しである」と語った。

ソース:JA Solar Holdings Co., Ltd.

ソース: JAソーラー・ホールディングス