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JSCがMXICのOctaFlashと組み合わせる業界最速のシリアルインターフェースのOctaRAMを発表

JSC
2017-08-16 09:00 1644

【ソウル2017年8月16日PR Newswire】

OctaRAMは、自動車クラスター、テレマティックス、産業アプリケーション及びSSDコントローラー、ディスプレー用タイミングコントローラーなどの高性能消費者製品に最適なソリューションである。

低電力メモリー・ソリューションを提供しているファブレスメーカーのJSCは、ローピンカウント インターフェースに基づく業界最速の新しいOctaシリアルインターフェースRAM製品である OctaRAM(JSC64SSファミリー)を発表した。

OctaRAMは、最大200MHzの動作周波数および最大400MB/sの転送スピードを備える高性能のx8 I/Oシリアルインターフェースを提供する。この世界クラスの優れた性能によって、設計者は自動車クラスター、車載エンターテインメント、IoTなどの高まる需要に応えることができる。

JSCのOctaRAMとMXICのOctaFlashコンポーネントを共通バス上で組み合わせることによって、チップセット・プロバイダーはコントローラー・ピンカウントを減らし、より小型のパッケージに対応し、PCB設計を簡略化し、潜在的にDRAMを置き換えるか減らし、その結果、大幅なコスト節約と大幅な性能向上を実現できる。

インターネット・オブ・シングス(IoT)の急速な発展に伴い、自動車で利用されるICT(情報通信技術)のコンテンツは着実に増加している。ガートナーが行った調査によると、自動車用半導体市場は2016年323億ドルから2020年424億ドルまでに高い伸びを示し、半導体市場全体の成長率の3.7%を上回る最大7.1%の複合年間成長率を達成すると予測されている。

JSCは自動車用メモリ部門で過去数年間に極めて高い伸びを示し、さらにデザインウインも達成できたことで、今後数年間も高い継続的成長が予想されている。また、多数の大手自動車エレクトロニクス・サプライヤーは現在、JSCのSLC NAND MCP製品を活用して大量生産を続けている。新しくリリースされたOctaRAMは、x8 I/Oシリアルインターフェースに基づく疑似SRAMメモリーの次世代シリーズである。OctaRAMはOctaFlashと同じフットプリントとインタ―フェースを使用しているので、他の市販製品と比較して、設計コストを最小限に抑えることができる。

自動車テレマティックス帯域の高まる需要に応えできるように、OctaRAMは業界最速のリードアクセス動作周波数200MHzを提供し、DTR(ダブルデータ転送レート)設定をサポートすることによって最大転送率400MB/sを提供する。

OctaRAM製品のサンプルは現在、32Mb/64Mb/128Mbの容量の1.8V製品と3.0V製品の両方を提供できる。

OctaRAMの主要スペック

  • ターゲット市場:自動車クラスター、テレマティックス、IoT、SSDコントローラー、ディスプレー・タイミングコントローラー
  • 電源電圧:1.8V/3.0V
  • 動作周波数:最大200MHz(1.8V製品)/ 最大133MHz(3.0V製品)
  • シングルエンドクロック動作
  • 8ビット・マルチプレックス・コマンド/アドレス/データバス(DQ(7:0))
  • 容量:32Mb、64Mb、128Mb
  • パッケージ:24ボールBGA
  • DTR(ダブルデータ転送レート):クロックサイクル当たり2データバイト転送
  • 拡大されたスループット:DTR動作で最大400MB/s
  • 温度範囲:−40℃から85℃(産業向け)/−40℃から105℃(自動車向け)
  • AEC-Q100認定

▽JSCについて

半導体メモリー市場のファブレスメーカーである韓国のJSC((Jeju Semiconductor Corp.)は、あらゆるMCP製品、低電力メモリー製品、カスタムメモリー製品を提供している。JSCは高品質で革新的な性能中心の製品を、 自動車、モバイル、IoT、消費者向け市場をはじめとする様々な市場セグメントの顧客に提供している。

▽報道関係問い合わせ先
BK Kim
Marketing Director
Jeju Semiconductor Corp. 
TEL: 82-31-780-1280

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: JSC