【寧波(中国)2017年7月28日PR Newswire=共同通信JBN】浙江省政府は最近、外資の利用を拡大する広範な市場自由化政策の実施に関する所信を公表した。同省商務部の当局者は寧波での第19回Zhejiang Fair for Investment and Trade(浙江投資貿易見本市)で同文書を詳細に説明した。同文書によると、1兆元規模の工業・近代的サービス8部門への投資を促進するため、サービス・製造業部門への外国投資のアクセスに対する規制を緩和する中央政府の通達を浙江は全面的に履行しつつある。資本の利用は、特定の業種を国際的バリューチェーンの上部に導く最終目標に向かってイノベーション、品質、ブランド創出に焦点を合わせると同時に、法的な国際事業環境の構築を加速すると明記している。
浙江は第1四半期中に、1409件の外資事業、総額238億米ドルの投資を認可した。契約上の外国投資は前年同期比31.9%増の157億米ドル、投資実行額は同8.1%増の100億米ドルだった。世界の大企業500社のうち11社が投資認可を申請している。特に浙江省への投資を選ぶ企業の比率が高まり続けているのは先進国の企業であり、サービスとハイテク部門への投資が大きく増えてきた。
浙江は東海岸沿いに位置する中国経済の原動力の1つであり、常に中国の開放プロセスの先頭に立ってきた。輸出では中国で3位、寧波・舟山港の貨物取扱量は8年連続で全世界の港の第1位を占めている。20カ国・地域(G20)は同省の省都を2016年首脳会合の開催地に選び、China (Zhejiang) Pilot Free Trade Zone(中国(浙江)自由貿易試験区)が2017年4月に正式に発足した。加えて、省都杭州を有名にしたeコマースの巨人アリババが初めて世界の大企業500社入りした。多くの浙江の企業が世界中に重要な足跡を確立している。
浙江省は発展の機会を捉え、強みを十分に発揮して中国の一帯一路構想の下で外国投資への新たな開放を先導する。浙江はここへの投資を選ぶ全ての企業に建設的で協力的な環境を保証するだろう。