【北京2017年5月15日PR Newswire=共同通信JBN】大手プロ用スポーツブランドのPeakは当社初の3Dプリンター製ランニングシューズFuture Iを今月8日に北京で発表した。Future IはTmall(天猫)で1299人民元で販売中である。Peakはアディダス(adidas)、アンダーアーマー(Under Armour)に続き3Dプリンター製ランニングシューズを発表・販売する第3番目のスポーツブランドとなる。
Peak Sportのゼネラルマネジャーであるジーホア・スー氏は記者会見で「この3Dプリンター製シューズはPeak Innovation Strategyの最新の成果であり、われわれの目標はPeakを中国で最も国際的でプロフェッショナル、かつ革新的なスポーツブランドにすることだ」と述べた。
3Dプリンター製ランニングシューズは最も人気のあるPeak Fly Vをベースに、技術革新を実現するために3Dプリンター技術を活用している。快適で通気性の良いシューズは3D技術を用いた特殊な格子構造をインソールに採用、SLS(選択的レーザー焼結)テクノロジーでより弾力性の高いTPU(熱可塑性ポリウレタン)を成形し、軽量さと柔軟性を確保しながら絶妙で素晴らしいウエア体験を提供する。
Peakは北京、広州、泉州、アモイ、ロサンゼルスの5カ所に研究開発拠点を構え、200人の技術・デザインスタッフが製品のデザインとイノベーションに務めている。Peakは2013年に3Dプリント技術を導入し、Peakシューズのイノベーションにおいて重要な原動力となってきた。過去5年間Peakは、量産時の品質を精査し、NBAのドワイト・ハワード選手の足の3Dプリント木型を作り、選手用の木型限定のデザインを完成させるために3Dプリント技術をシューズの木型製造に使用してきた。3Dプリント技術の利用によりLongjiランニングシューズは第1回China Industrial Design Competitionで1等を受賞している。
ジーホア・スー氏は「今後、量産のニーズに応えトップクラスのスポーツブランドになるために、Peakは技術革新研究にまい進しより多くのプロ用スポーツ製品を発表する」と語った。
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ソース:Peak Sport