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ファラデー:世界初のISO 26262認証済ASICサービス企業に

SGS-TUV Saar
2017-01-19 16:00 1784

【新竹(台湾)2017119日】

ASIC設計サービスとIPの大手プロバイダーであるファラデーテクノロジー社(Faraday Technology Corporation)(TWSE: 3035)はこのほど、同社の設計開発プロセスに対しSGS-TUV SaarからISO 26262(自動車機能安全規格)の認証を受けました。ファラデー社はISO 26262の認証を受けた世界初のASIC設計サービス企業となりました。これによってファラデー社は製品コンセプトから大量生産に至る同社のASICハードウエア設計において自動車の機能安全を実装可能であることを実証しました。

ファラデー社は自動車応用市場に参入する為に、研究開発(R&D)、テクニカルアカウントサービスマネジャーを含むAFSP(Automotive Functional Safety Professional=自動車機能安全プロフェッショナル)認定を受けた専門家から成るタスクフォースチームを結成しました。このチームは、車載応用の機能安全にかかわる技術開発に取り組みます。これによりIPの機能安全メカニズムとドキュメンテーションの整備を実現し、ファラデーのASIC設計サービスでサポートが可能となりました。

ファラデー社のスティーブ・ワン社長は「ファラデー社の設計開発プロセスがISO 26262に認定されたことをうれしく思います。これよって、ファラデー社が、安全規格に準拠する設計を顧客に提供できることが実証されました。われわれは機能安全を自動車設計開発の最優先事項としています。ファラデー社は安全ライフサイクルの各段階でおのおのの取り組みを実施し、今後も安全管理に投資していきます。」と語りました

SGSディレクターであるスティーブン・チオウ氏は「自動車応用は最も急速に成長する半導体市場セグメントの1つであるものの、比較的高い参入障壁を伴います。Time to marketに寄与する為に、ファラデー社はASIC設計サービス業界に先駆け、同社の設計開発プロセスでISO 26262認証を受けました。この認証はファラデー社がハイエンドの自動車応用市場でビジネスを獲得することに大いに寄与すると確信しています」と語りました。

ファラデー社の御紹介

ファラデーテクノロジーは先進のファブレスASICおよびシリコンIPのプロバイダーです。当社の幅広いIPポートフォリオにはI/O、セル・ライブラリ、メモリ・コンパイラ、ARM互換CPU、DDR2/3/4、低消費電力DDR1/2/3、MIPI、V-by-One、MPEG4、H.264、USB 2.0/3.1 Gen 1、10/100/1000イーサネット、シリアルATA、PCI Express及びプログラマブルSerDesなどが含まれます。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本、ヨーロッパと中国を含む世界にサービスおよび技術サポートの事務所を持っています。ファラデーは台湾証券取引所にて上場しており登録番号は3035です。詳細は下記にアクセスしてご覧ください。www.faraday-tech.com

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: ファラデーテクノロジー社
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Taiwan:3035