【横浜2016年10月25日 PR Newsiwire=共同通信JBN】世界的な建設・採鉱機械大手XCMGは9月に横浜で開催されたジャパントラックショー2016(2016 Japan Truck Show)で新型レッカー車である「QZF10D」と「QZF3B」の2モデルを発表した。1年ごとに開かれるこのショーは、日本唯一の商用車両展示会であり、アジアで最も影響力のあるトラックショーである。
この2モデルは、ホイスティング・リフティング能力を大幅に改善、有効リフティング距離を増やすためアームボディの高さを低くする一方、構造最適化のための六角ブームや、レッカー車運転手の安全のためブーム・システムの軽量化を採用した。
運転手の作業はまた、無線リモートコントロールと有線コントロールを結合させることにより使い勝手がより改善され、無線コントロールによるホイスティング・リフティングとリフティング背後での両サイドの有線コントロールを実現している。
トラックショーで展示されたレッカー車2モデルは即売され、XCMGには3日間のショー期間中に15件超の購入意思が寄せられた。XCMGはこれまで日本市場で60台以上のレッカー車を販売した。
2009年以降、日本におけるXCMGの代理人であるオーベン氏は「日本には高度に発展した機器製造産業があり、日本のレッカー車市場は国内ブランドと欧州および米国ブランドによりほぼ独占されている。XCMGは日本市場に参入した唯一の中国のレッカー車ブランドである」と語った。
XCMGのトラック積載型製品は現在、多くの国・地域に輸出されている。これには、今年7月ベトナム向けに輸出されたトラック積載型クレーン14台、バヌアツ向けに輸出された全長23メートルのハイドロリック・アエリアル・プラットフォーム1台、タイ向けの折り畳み式アーム付きのトラック積載型クレーン「SQ8ZK3Q」20台が含まれている。
XCMG Xuzhou(徐州)Truck-Mounted Crane Co., Ltd.のゼネラル・マネジャー、スン・シャオジュン(Sun Xiaojun)氏は「XCMGは国際市場で自社の基礎を強化する一方で、海外販売ネットワークを最適化し、様々な地域向け戦略を発展させることを目指している。なかでもトラック積載型クレーンへの需要が伸びているアジア太平洋、アフリカ、西アジア、北米に重点を置き、アルジェリア、サウジアラビア、ケニア、ナイジェリア、ベトナム、ミャンマー、トルクメニスタン、ペルー、ボリビア、コロンビアの市場では海外ビジネスの展望を拡大するため現地協力を深めることにより飛躍的前進を達成しつつある」と語った。
▽XCMGについて
XCMGは73年の歴史を持つ、多国籍の重機械メーカーである。同社は現在、建設機械業界で世界第9位にランクされている。同社は176を超える国・地域に輸出している。
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