【常州(中国・江蘇省)2016年10月17日PR Newswire=共同通信JBN】中国のDongfeng Motor Group(東風汽車集団)の最新小型SUVモデル、「風神AX5(Fengshen AX5)」は2016年10月9日、中国東部江蘇省の常州国家ハイテク産業開発区にある同社製造施設の組み立てラインから出荷を開始した。
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同メーカー2016年の主要製品の1つとして精巧に設計された「風神 AX5」は、8インチ容量のタッチパネル、パノラマ式画像システム、ブラインドスポットモニター、エレクトロニックスタビリティープログラム(横滑り防止装置)、車載リバーシング・レーダーシステムやLED日中走行ライトおよび多機能ハンドルなど、ドライバーがこの車両を所有したいと思う主な理由の一部になることは間違いない幾つかの「すごい」特徴を備えている。
中国東部におけるDongfeng Motorの主要な戦略的投資としての常州施設は、揚子江デルタ地域の中心部に位置している。この地区は、自社独自ブランドを開発する戦略に関する同社計画の遂行を支援するために役立っている。常州市は自動車、自動車部品産業を含む10の産業チェーンの一貫した改良と変革を進めることに注力している。
2015年時点で、162社の自動車・自動車部品メーカーが常州に進出して、総産出額656億2000万人民元(約97億6000万米ドル)を創出した。今年、BAIC Motor、Dongfeng Motor、Zotye Auto、BAIC New Energy の中国主要自動車組み立てメーカー4社が、特殊車両メーカー5社と駆動モーター、バッテリー、電子制御部品部門で操業する多数の自動車部品メーカーの支援を得て、常州の新しい自動車産業の将来図の形成を支援する先導役を務めている。
常州施設はDongfeng Motorのビジネスの主要牽引車として、世界クラスの自動生産ラインとインテリジェントな生産管理システムを備えている。Dongfengと日産両ブランドの技術的要件に対応するのに加えて、同施設はまた、柔軟な製造システムとともに業界をリードするプレス加工、溶接、塗装、最終組み立て工程施設も所有している。
この新しい革新的なスマートファクトリーは、エネルギー保存と環境保護産業の最高基準の順守にコミットしている。その組み立てラインは現在、年間15万台の車両を生産することができる。
ソース:Changzhou National Hi-Tech District