【北京2016年6月20日PR Newswire=共同通信JBN】世界最大の高性能太陽光発電製品メーカーの1つであるJAソーラー・ホールディングス(JA Solar Holdings Co., Ltd.、Nasdaq:JASO)(以下JAソーラー)は20日、エジプトの紅海地域の電力プロジェクトに11メガワットの高効率太陽光発電(PV)モジュールを供給したと発表した。アブダビ政府が資金供給するMasdarによって開発される同プロジェクトは、北アフリカで最大のPVディーゼルのハイブリッド電力プロジェクトである。
同プロジェクトは、紅海地域の観光産業に電気を供給するために計画されている。マルサアラル、シャラテーン、アブラマド、ハラエブの4つの発電所から成り、総発電量14メガワットに上る同プロジェクトは、既存のディーゼル発電機に新しいPVモジュールを結合する。このハイブリッド設計は、ディーゼル油の購入と輸送に関するコストの大幅節減およびCO2排出量の大幅削減につながる。同プロジェクトは完成後、2万5800戸の世帯に電気を供給し、CO2排出量を年間4万2700トン削減することが期待されている。
JAソーラーのジアン・シエ社長は「このプロジェクトは砂漠に位置し、極端な気象条件を経験することになるので、信頼性の高いモジュールが必要不可欠である。当社が落札したことは、当社のモジュールの高い品質と信頼性、当社の製品に対する広範な国際的認知を示すものである。われわれは技術の革新と製品性能の向上を通じ、顧客の多様なニーズを満たすよう全力で取り組んでおり、ますます深刻な世界のエネルギー問題を解決するため、チャンスを捉えて積極的に貢献していく」とコメントした。