【杭州(中国)2016年6月7日PR Newswire=共同通信JBN】Hangzhou Chic Intelligent Technology Co., Ltd.(以下Chic)は2016年5月19日、米カリフォルニア州セントラル地区連邦地裁に特許侵害容疑でRazor USA, LLCを訴えた。Chicは「バランススクーター(立ち乗り電動二輪車)」として広く知られる電動パーソナルトランスポーターであるRazor製Hovertraxが、Chicの特許を侵害していると主張している。
Chicのジアウェイ・イン最高経営責任者(CEO)は「われわれはChic特許のバランススクーターを高く評価している消費者に感謝している。しかし、残念ながら数社の企業がChicの知的所有権を侵害する行動に出て、この市場に参入している。Razorは中国からバランススクーターを輸入して、米国でそれを販売しているが、これはChicの知的所有権を重大に侵害する行為である」と語った。
Chicの訴えは、金銭的な損害賠償とChicの特許を侵害し続けることを禁止する裁判所命令を求めている。Razorに対するChicの訴えは、米国においてChicの知的所有権を主張する初の訴訟である。
インCEOは「Chicは特許侵害者に対して、当社の知的所有権を油断なく保護する意向であり、同時に、米国際貿易委員会(ITC)にRazorが持ち込んだ米関税法337条手続きで徹底的に自己防衛する。Chicは自社の知的所有権を保護するためだけでなく、バランススクーター製品を愛好する世界の商品者を保護するためにそうする」と語った。
▽Chicについて
Hangzhou Chic Intelligent Co. Ltd.(Chic)は2013年に創設され、浙江大学・教育省コンピューター支援製品設計エンジニアリングセンター、浙江大学・国際設計、浙江サービス・ロボティクス・キーラボラトリーの支援を受けるハイテク企業である。さらに、Chicの投資家はいくつかの著名な中国投資機関が含まれる。
Chicは数種類のモデルのパーソナル・トランスポーテーション機器メーカーであり、実用新案、設計、ソフトウエア著作権発明、約70の世界特許を含めて、ほぼ150のコア知的所有権の所有者である。
Chicのバランススクーターは、UL2272電気力学的バランスカー安全基準試験を合格して、中国製バランススクーター企業では初めて米UL規格(Underwriter Laboratories Inc.)安全認証局認証を取得した。このことはChicのバランススクーターが、バランスカーの安全に関して国際的な認証機関の標準要件を満たし、品質と安全を主導している。
Chicは創設以来一貫して、製品の独創性と品質を第一義的に重視し、中国国内のバランススクーターの工業生産と品質基準を策定するため、関連する認証機関に積極的に申請し、協力してきた。同社は日本で全面的な販売前・販売後サービス事業を運営している。
ソース:Chic