【北京2016年6月1日PR Newswire=共同通信JBN】高性能太陽光発電製品の世界最大手メーカーであるJAソーラー・ホールディングス(JA Solar Holdings Co., Ltd.、Nasdaq:JASO)(以下JAソーラー)は1日、中国・山西省の「フロントランナー」PV(太陽光発電)実証プロジェクトの第1段階に対して、150MWの高効率単結晶Perciumモジュールを含めて420MWの高効率PVモジュールと供給すると発表した。
Perciumは2013年10月に発売され、JAソーラーが開発した高効率単結晶モジュールである。Perciumモジュールは、裏面パッシベーションセル(PERC)技術を利用するセルを組み込んでいる。JAソーラーのPERCセルは過去3年間にわたり、持続的な変換効率の向上を提供してきた。2014年6月、Percium高効率セルの量産が始まり、JAソーラーは量産P型セルについて20%を超える変換効率を提供して業界リーダーになった。Percium製品ファミリーは現在、最高変換効率21%を達成し、60個セルの出力は295Wを超え、72個セルのモジュールの出力は345W超である。Perciumモジュールは、より優れた低照度性能、低温度係数、低光減衰、PID抵抗改善などの機能を備えている。比較のため、この製品は在来型の単結晶モジュールよりワット当たり2%以上の電気を生み出す。
コアテクノロジーと品質でPV業界リーダーであるJAソーラーは、高い信頼性、高出力、高い変換効率を持つ製品として世界中で知られている。単結晶Perciumモジュールを含めて、JAソーラーは中国の「フロントランナー」基準を適合もしくは超える5種のモジュールを生産している。それらモジュールは高効率多結晶Rieciumモジュール、在来型単結晶Cypressモジュール、在来型多結晶Cypressモジュール、二重ガラス・モジュールを含む。
JAソーラーのジアン・シエ社長は「JAソーラーのモジュールは、中国の市場シェアを拡大するだけでなく、他の国でもますます人気を博している。当社モジュールは供給不足になっており、高効率製品はますます顧客の支持を得ている。われわれは技術的革新の実績を継続し、より優れた変換効率と製造プロセスの改善を目指す。JAソーラーは中国のPVおよび製造部門の転換と向上に大きな役割を果たすことを誇りに思っている」と語った。
ソース:JA Solar Holdings Co., Ltd.