【シンガポール2016年5月31日PR Newswire=共同通信JBN】
未来の都市に向けて前進を永続させるためのイノベーション本部をシンガポールに開設
Kuang-Chi GCIの子会社であるKuangChi Science Ltd.は31日第27回国際通信情報技術展示会・会議の会期中、アジア全域、特にASEAN諸国の拡大の基地として、シンガポールにASEANイノベーション本部を開設すると発表した。
新たに開設されたシンガポールの本部は同社の未来都市戦略の発展を加速するためのクリエーティブハブである。またKuangChi Scienceは総額6億米ドル以上の投資をKuang-Chi GCIから受けているHyalRoute Communications Groupとの協力協定に調印した。
Kuang-Chi GCIは、全世界でイノベーション企業を集め、サイエンス・フィクションと夢を現実に変えて世界に未来を提供するKuang-Chiグループが始めたGlobal Community of Innovationを指す。
トップ大学で博士号を取得した5人の著名な中国人科学者が2010年に創立したKuang-Chi CGIは中国の深センに本社を置く世界的なイノベーション・グループで、過去5年間にわたりメタマテリアルズ、フォトニクス、衛星技術、航空、ロボティクスの各分野で前進してきた。
株式公開会社、個人所有会社、研究機関を通じて活動する同グループの価値は100億米ドルを超えている。同グループはSolar Ship Inc、Martin Aircraft Company、バイオメトリクスのパイオニアであるZwipe、通信グループのHyalRouteを含む企業に投資している。
シンガポールは重要な国際金融、商業のハブであり、世界経済フォーラムから世界で最も技術対応が進んでいる国にランクされている。KuangChi Scienceのチャン・ヤンヤン共同CEOによると、「シンガポールは理想的なイノベーション基盤を提供しており、イノベーション本部をシンガポールに開設することによって、KuangChi Scienceはシンガポール企業、機関との研究、開発の協力をさらに進めることを計画している」と語っている。
イノベーション本部開設の発表に加えて、KuangChi Scienceはスマートシティーの目標である未来都市戦略を発表する。スマートシティー建設の目的は技術を利用して効率とサービスを改善し、住民のニーズに応えることによって都市住民の生活の質を改善することである。
この戦略は技術が可能にするすべてのソリューション、ICTの装備、コミュニケーション・ネットワーク、ビッグデータを通じて生活をよりよいものにするため2014年に開始されたシンガポールの「スマート・ネーション」から影響を受けている。
情報、通信技術は地元政府機関が共同体、都市インフラと直接的に相互交信して、都市で何が起きているか、どう展開しているかをモニターし、最終的に市民のよりよい生活の質をつくり出すことを可能にする。
KuangChi Scienceは都市をよりスマートでよりよいものにし、重要サービスを効果的に最適化し、世界の都市生活を改善するため、セキュリティー、データ転送、無線カバー技術に投資してきた。HyalRouteはこの目標達成をサポートする同社の重要投資先の1つである。
HyalRouteは現在、Kuang-Chi GCIのポートフォリオ技術イノベーション企業の一部であり、アジア太平洋市場で最も先進的なネットワーク・インフラ開発会社、トランスナショナル通信オペレーターの1つである。同社は総延長100万キロ以上で50カ国を結んでいる国際的な光ファイバー・ネットワークを構築し、運営している。
シンガポール・イノベーション本部のグオ・ジエCEOは「HyalRouteの技術はKuanChi ScienceのCloud、Solarship、Travelerなどを利用するKuangChi Scienceの未来都市戦略の一部である」と語っている。KuangChi Scienceの製品は未来都市の基礎をつくり出し、HyalRouteの通信ネットワークは未来都市の姿をより完全にする。
今月初めKuang-Chi CGIはイスラエルに本部を置き、世界の企業に投資する国際イノベーション基金を設立した。新たに設立された基金の初期投資資金は5000万ドルで、今後3年間で3億ドルに増える計画である。
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